ステージ4で「打つ手なし」と
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乳がん

比較的若い世代(30代~)からでも起こりうる、乳がんの基礎知識を掲載しています。

乳がんとは

数あるがんの中でも、乳がんは早く見つけることができれば、命の危険は少ないがんです。

日本乳がん学会のデータによると、しこりの直径が2cm以下であり、脇のリンパに転移していない早期がんであれば、手術後の10年生存率は90%を超えています。

女性の乳房は母乳を作るための「小葉」、母乳を乳頭まで運ぶ「乳管」、これらを支える脂肪などから構成されています。乳がんとは、乳腺にできる悪性の腫瘍のことです。乳管の内部にとどまる「非浸潤がん」と、外に浸潤している「浸潤がん」に分かれます。初期ではほとんどが非浸潤がんですが、やがて周囲の組織や脂肪に広がり浸潤がんとなり、さらには全身に転移していきます。

乳がん患者のほとんどが乳房にしこりを感じることをきっかけに受診しますが、痛みはともなわないことが多いようです。また、がんができる場所によって皮膚のひきつれや窪み、乳頭からの分泌物が出ることもあります。

検査方法

乳がん検診では医師による「視触診」以外に、「マンモグラフィ(乳房専用X線撮影)検査」「乳房エコー(超音波)検査」をおこなうことが一般的です。さらに乳房にしこりがある場合には、細い針を皮膚の上から刺して細胞を吸引し、がん細胞の有無を調べる「穿刺吸引細胞診」を実施します。

乳がんの病期(ステージ)

がんは病期という分類で進行度合いをあらわします。この区分けはステージとも呼ばれ、乳がんの場合にはがん腫瘍ができる場所や大きさ、個数によって分けられます。

ほとんど症状のない0期から、しこりの大きさが2cm以下で転移のないⅠ期、わきの下にあるリンパにのみ転移があるかしこりが2cm~5cmの大きさに育ったⅡ期など初期にはほとんど転移のない状態です。Ⅲ期になると徐々に転移する場所やがん腫瘍の大きさが増え、Ⅳ期(ステージ4)では全身の臓器に転移した状態となります。

治療方法

乳がんにおいて一番の治療方法は外科手術です。しかし、がんとその周りの組織だけを切り取り乳房を温存するか、再発を防止するためにも全て摘出してしまうかは、執刀する医師によっても判断が分かれます。

日本乳癌学会が1990年に発表した乳房温存療法のガイドラインでは、以下の様な項目が掲載されています。

  • 複数の腫瘍がない
  • 大きさが3cm以内である
  • 広範囲に悪性の石炭化を認めない

乳がんの多くは、女性ホルモンの働きによって増殖してしまいます。そのため、乳がんの再発防止を目的としてホルモン治療も実施されることがあります。これは女性ホルモンの作用を抑制して、がんを再発しないようにするという治療法です。

進行した場合の治療方法

乳がんの広がりに応じて、放射線や化学療法がおこなわれます。複数の方法を組み合わせることにより、治療の相乗効果を狙う治療法が多いようです。

ステージごとの治療

0期 乳房の部分切除または全切除をおこないます。部分切除の場合には、手術後に放射線治療をする必要があります。手術後には切り取った組織を調べ、他に転移している可能性はないかなどを調べます。

Ⅰ~Ⅱ期 腫瘍に関しては、乳房の部分切除または全切除をおこないます。基本的にはさらに取り残しがある可能性を考え、術後の放射線治療を実施します。腫瘍が大きい場合には、手術の前に抗がん剤でがんを小さくしてから手術をすることもあります。多くの場合で、手術と放射線、抗がん剤を合わせた治療が必要です。

Ⅲ~Ⅳ期 主に薬物療法が選択されます。選ばれるのは、ホルモン療法、抗がん剤療法、分子標的治療などです。Ⅲ期では、薬物を使った療法の後に手術をすることもあります。

乳がん手術では、乳房を摘出しなければいけない可能性が高くなります。そのような場合、摘出をできるだけ避けたいと考えるのであれば放射線療法、特にトモセラピーで集中して放射線治療を受けることが乳房の温存には有効だと考えられています。

乳がん ステージ4の症状

痛み

乳がんは痛みを感じて受診するというよりも、しこりに気づいて受診する方が多いのですが、ステージ4になると痛みはどのようになるのでしょうか。 痛みが発生している部位が腰や背中、肩などであった場合、骨転移の可能性があります。こういった痛みは持続する場合がほとんどなので、該当する痛みがあった場合は診察を受けましょう。

ただ、ステージ4でもほとんど実感できる症状がなく、気づかずに生活している方も少なくありません。何となく乳房に異変を感じて病院を受診したところ、ステージ4と診断される方もいるのです。 ステージ4の中でも状態が悪化した場合には痛みが出てきます。その場合は緩和ケアを行っていかなければなりません。

「耐え難い痛み」と表現されることも多く、がん組織が増殖した事により炎症や潰瘍が発生して痛みを感じたり、乳房切除した場合にはそれに関する疼痛を感じることもあります。 ステージ4になると転移に関する痛みが発生することも。また、痛みに加えて疲労感や倦怠感を感じる方も多いです。

腹水

腹水とは乳がんに限った事ではなく、がんの症状が進行して悪化した場合に発生する症状です。 これは「腹水」という漢字からも想像できる通り、お腹の中に水がたまる症状のこと。腹部には内臓がたくさん詰まっているのですが、その内臓は腹膜によって包まれています。腹膜と内臓には隙間があり、ここに水がたまる症状のことを腹水というのです。

本来ならば水のないところにたくさんの水がたまるわけなので内臓が圧迫され、食欲不振や痛みなどを感じます。 腹水がたまる理由は余計な水分を血管内に引き入れる役割を持った「アルブミン」といった物質がうまく作られなくなるためです。複数によって食欲不振に陥り、十分な食事が取れなくなった場合には衰弱してしまうため、状態に合わせた治療をします。

ただ、状態によっては取り除いてもまたすぐに腹水が溜まってしまうことも。そういった場合はモルヒネなどを使って腹部の張りを感じさせなくする治療を行うこともあります。

むくみ

がんの治療で代表的なものといえば放射線治療です。しかし、放射線治療を行うとリンパの流れが停滞しやすくなり、むくみが発生することがあります。 これを「リンパ浮腫」と呼び、乳がんだけでなく子宮がんや卵巣がん、前立腺がん、皮膚がんの治療を行った際に発生することも多いです。

ただ、必ずしも手術の直後からむくみが発生するわけではありません。人によっては手術後10年以上経過してからむくみの症状が現れる方もいるのです。また、症状の現れ方には個人差があり、中にはほとんどむくまない人もいます。 その一方でむくみが重症化すると関節が曲がりにくくなったり、皮膚が硬くなるなどのトラブルも発生するため、がん治療の後遺症と思われるむくみが発生している場合には医師に相談をしましょう。

特にむくみが発生しやすいのは腕の内側と下腹部から足のつけ根にかけてです。 むくみが発生しているかどうかを確認する際には、足全体役で全体を目で確認したり、手で触ってむくんでいないかをチェックしてみましょう。左右で違いがあったり、指で押したときにそのあとがなかなか戻らないようであればむくんでいる可能性があります。

むくんでいるときにムリな運動や家事を行ったりすると状態が悪化することがあるため、病院を受診して適切な対策をとったらムリをせずに過ごすことも重要です。

参考:『がん治療とリンパ浮腫』国立がん研究センターがん情報サービス
https://ganjoho.jp/data/public/qa_links/brochure/odjrh3000000purk-att/205.pdf

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