ステージ4で「打つ手なし」と
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手術療法

癌治療方法のうち、広く知られている手術療法について解説します。

手術も癌治療方法のひとつ

がんという病気において、白血病やリンパ腫など血液のがんを覗けば、まず選択するべき治療法は「局所療法」と呼ばれる手術であるといわれています。

局所療法とは、直接病巣を取り除く治療法のことです。がんを告知され、手術をしなければいけないと言われた患者さんは驚き、悩むことでしょう。しかし、手術ができるということは、すなわち「完治できる可能性がある」という状態でもあるのです。

がんのステージや、腫瘍ができた場所によって、手術ができるかどうかが決まってきます。癌の種類によっても異なりますが、大まかにステージ1~3の限定的な症状であれば、回復の見込みがある手術が可能です。また、脳にがんができた場合には手術が難しいとされます。

手術療法の種類

手術の際にはがん細胞そのものだけではなく、がん腫瘍の周りにある正常組織ごと、がん病巣を包み込むように取り去ります。このような方法を取るのは、手術時に器具ががんに触ってしまうと、がん細胞が飛び散って転移のもととなる恐れがあるからです。

代表的な手術の方法はいくつかあり、一般的なお腹を切り開いてがん腫瘍を取り出す外科手術のほか、早期の胃がんや大腸がんでおこなわれる内視鏡的治療、胃がん、大腸がん、肺がんの手術でおこなわれる腹腔鏡手術胸腔鏡手術が主な手術法となります。

腹腔鏡手術や胸腔鏡手術は開腹手術に比べて傷口や術後の癒着が小さいことが特徴ですが、手術時間は総じて長くかかります。

そもそもがんとは、身体のなかに元々存在する細胞が、何らかのきっかけで遺伝子変異し悪性の腫瘍となったもののことを指します。

この腫瘍はコントロールの効かない状態で自ら増え、周囲の組織に浸潤し、また他の臓器にも転移していく病気であるため、外科手術によってがん細胞を切り取り、今以上にがん細胞を増やさないためにも手術療法は有効です。

しかし、ステージが進行している場合や、がんが脳など患部を切り開くことが難しい場所にできている場合には、抗がん剤や放射線治療など別の方法で治療を行うことになります。

手術療法の詳細

がんの手術療法の詳細をみていきましょう。

外科手術

外科手術では原発その他、転移した転移巣を取り除く治療が行われます。癌の治療には様々な方法がありますが、その中でも基本的な治療法だといえるでしょう。

直接がんを取り除くものということもあり、手術を行うことによって除去しきれると判断された場合には外科手術が対象となります。ただし、細胞レベルになって体中に転移している場合、肉眼では見ることができないため、必ずしもすべてのがんに外科手術が効果的とは言えないのです。

ここからもわかる通り、基本的には転移がない場合に有効的な治療法だといえるでしょう。手術によってがんをすべて取り除くことができれば根治が可能です。

ただ、がんの組織のみを切除するのは非常に難しいことであるため、その周辺の組織も切除しなければなりません。切除する範囲が広くなるということは、それだけ体への負担が大きい治療法だということ。これにより正常な臓器の機能低下も心配されます。

外科手術が可能かどうかについては医師の判断によっても異なるので、診察を受けて判断してもらいましょう[1]。

内視鏡的治療

がんの治療でも内視鏡的治療が取り入れられています。例えば、食道がん、胃がん、肝臓がん、大腸がん、肺がん、乳がん、腎臓がん、前立腺がん、子宮がんなどのがんで内視鏡手術ができるものもあるのです。

ただし、内視鏡で治療ができるのはかなり初期段階のがんだといえるでしょう。例えば胃がんの場合、がんが粘膜下にとどまっており、2センチ以下の場合には内視鏡での治療ができるケースがあります。

消化管に発生する早期のがんについては、内視鏡的切除術が選択されることが多いです。他にも、大腸神経内分泌腫瘍の場合も内視鏡治療が選択されることが多く、がん以外にも様々な治療に活用されています。

次にご紹介する腹腔鏡手術や胸腔鏡手術に関しても内視鏡治療の一環です。

腹腔鏡手術

ラパロスコープとも呼ばれます。

腹腔鏡を用いた治療については世界中で行われていますが、日本では特に胃がんに対する初期段階として取り入れられることが多いです。最初に胃がんの腹腔鏡下部分胃切除術が報告されたのは1993年のこと。翌年の1994年になるとリンパ節郭清を伴う腹腔鏡補助胃切除術についても報告があります[2]。

手術と言えば、お腹を切って行うものを想像する方も多いでしょう。これは開腹術と呼ばれます。一方で腹腔鏡手術はテレビカメラでお腹の中を見ながら行う手術のこととなっており、開腹術に比べると小さな負担で済むことから術後の回復にかかる期間が少なくて済む手術方法です。

患者さんの負担のことを考えると、開腹術を行うのはかえってリスクが高まる場合もあります。そういった患者さんのうち、腹腔鏡で対応できる手術は優先的に腹腔鏡での治療法を行う病院も多いです。ただし、状態が悪化している場合には腹腔鏡ではなかなか対応できてケースもあるため、早期の胃がんや大腸癌の治療で選択されることが多い治療法だといえるでしょう。

胸腔鏡手術

胸の中に手を入れずに行える施術のことで、モニターを通して胸腔鏡画像を取得し、状態を確認しながら手術が行えます。内視鏡などを胸腔内に挿入し、ビデオカメラで胸の中の様子を映し出しながら手術をするのが特徴です。

開胸手術を行う場合には大きな傷が残ってしまいますが、胸腔鏡の場合は非常に小さな傷口で済むことから、術後の傷を心配する方にも向いている方法だといえるでしょう。出血だけでなく、痛みが少ないのも特徴です。

しかし、一部しか切開しないこともあり、開胸手術に比べると緊急時に対応するのが困難になったり、手術時間が長くかかるといったデメリットもあります。直接的に手で触るわけではないため触覚も利用できません。

【参考URL】

参考[1]:『手術療法』がん研有明病院
http://www.jfcr.or.jp/hospital/cancer/treatment/operation.html

参考[2]:『腹腔鏡下手術:最近の動向』松田 年
https://ci.nii.ac.jp/naid/10024169836

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