最終更新日:2023.06.18
このページでは、江戸川病院の院長の実績や、基本情報を紹介していきます。
江戸川病院は、放射線治療機能を東京江戸川がんセンターに移し、IMRT(強度変調放射線治療)に特化してトモセラピーでの治療を提供しています。
患者様の様々なニーズに合わせた放射線治療を行うため、トモセラピー機器は複数台体制で稼働しています。また、働きながら治療を受けるビジネスマンのために、夜は22時まで放射線診療を受けることができるのも特徴です。
放射線科では、就労者支援として働く環境を変えずに治療を受けることができるよう、相談窓口も設けています。今までの生活をしながら治療が行えるのか不安がある場合などは、ぜひご相談ください。
東京都前立腺がん診療連携協力病院の一つです。前立腺がんは早い段階で治療すればそれだけ予後が良いものです。ステージが進んでいる場合でも治療実績はありますので、あきらめずに頑張っていきましょう。
トモセラピーは、がん腫瘍部分にのみピンポイントで放射線を集中させる技術の一つで、各方向から強弱をつけ照射を行うことで、がんの部分だけをくり抜くような当て方ができる技術です。
江戸川病院における放射線治療は、東京大学付属病院放射線科のサポートを受けて開始されました。現在は、MRIガイド下IMRTのMridianを導入し、MRI撮影をしながらの照射できるため、より精度の高い治療が可能とし、呼吸で動く臓器にも正確に照射ができるようになりました。
トモセラピー治療を行う場合、まずCTやMRI検査によってどのくらいの放射線をどこに照射するのかを綿密に設計図の作成と合わせて決定していきます。
検査・治療計画の作成が完了してから的確な線量を照射できるように病院で検証作業が数日~1週間かけて行われます。その後、やっと治療計画が決定し、治療が行われます。診察は週に1度行われ、副作用などを確認していきます。また、治療後には10年間をめどに定期診断が行われます。
江戸川病院で現在行っているがん治療を、前立腺がんを例に見てみましょう。
前立腺がんで骨やリンパ節などに遠隔転移がある場合、トモセラピーや手術による局所的治療に優先してホルモン治療を行います。
前立腺がんは男性ホルモンであるアンドロゲンの影響を受け増殖するため、このアンドロゲンを抑制します。脳下垂体に働きかけて分泌を襲える寳保と、抗アンドロゲン剤を内服する方法があります。
この両者を併用する方法はCAB療法と呼ばれ、多くの症例で行われています。
転移も浸潤もない限局性の、前立腺がんは根治療法が可能です。前立腺生検を行う場合に、MRI画像と超音波画像を融合して行うMRIfusion生検 を実施。症例によってマイクロ波凝固治療、ロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘除術、放射線治療、ホルモン治療、監視療法を行います。
また、2020年8月より、限局性前立腺癌に対するマイクロ波凝固治療を導入しています。従来の全体に対する治療とは異なり病変部のみを治療するため、治療に伴う有害事象や排尿、性機能障害を減らすことが可能に。自由診療となります。
江戸川病院外来棟メディカルプラザ江戸川で、放射線科のみ初診から予約が必要となります。03-3673-1221(江戸川病院代表 がん相談支援室)より予約ができます。再診の方は診察時に次回診察の予約をします。診療時間は、診療科や曜日によってばらつきがありますので、予め確認をお願いします。
紹介状がある場合には、メディカルプラザ江戸川の受付で紹介状がある旨を伝えて受付をしてもらいます。初診で症状が重い場合には、江戸川病院の受付に申し出、救急センターでの診療を受けます。放射線科のみ予約が必要です。
初診を終え、次回の診療が必要となる場合には、基本的に診察室で次回の予約を受け付けてもらえます。適切な時期なども含め、医師に相談をするようにしましょう。
診察室で次の予定がわからず予約を取らなかった場合には、予約センター窓口で診察券を提示することで次回の診療予約ができます。窓口での予約受付時間は平日午前8:20~11:30、午後12:00~16:00時まで。土曜日は8:20~11:00までとなっています。(内科・外科は時間が違います)03-3673-1221(江戸川病院代表 がん相談支援室)
診察室もしくは予約センター窓口での予約が難しい場合、江戸川病院予約センターでも予約できます。診療予約は「担当の医師の名前」「診察券番号」「希望日時」が必要ですので用意をしておきましょう。
1993年に日本大学医学部を卒業して以来、一貫して整形外科医としての診療に邁進してきた加藤院長。専門領域が整形外科ではあるものの、総合病院を率いる院長として、様々な患者様のトータルサポートを実践しています。
とりわけがん治療に対しては積極的で、専門診療科として「放射線治療科」を創設。速やかにトモセラピーを3台導入し、前立腺がん、頭頚部がん、脳腫瘍、骨腫瘍など、様々ながんに対して実績を積み上げてきました。患者様、その家族、医療従事者、地域住民などを考慮した全人的医療こそが病院医療の原点と考え、がん難民ゼロを目指しています。
江戸川病院ではがん治療のための設備として、がん放射線治療装置(トモセラピー)を保有しています。トモセラピーを3台体制で持っている病院は世界的にも少なく、トモセラピーによる治療件数が豊富な病院となっています。
このほかにも、2009年から日本でも医療機器としての認可を受け、2012年から前立腺がんに対する手術では保険適用を受けられる手術支援ロボット「ダビンチ」を保有。高周波により、がんを焼き切るラジオ派焼灼装置、小さな病変を見逃さない精密な検査が実施できる電子内視鏡、などを保有。肝細胞がんや転移性肝がん、胆嚢がん、腎細胞がんなどの治療にも使われる大型医療機器導入しています。カテーテル操作による治療に威力を発揮する同設備は、診断や治療の精度を向上させるための機器として「デュアルプレーンアンギオシステム」も完備されています。
また、「第4のがん治療」と言われる免疫療法を行う専門チームを立ち上げ、東京がん免疫療法センターが開設されました、日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医の資格を持つ腫瘍血液内科の明星医師、後藤医師を中心に治療が行われています。
診療科目 | 内科、呼吸器内科、循環器内科、消化器内科、神経内科、外科、心臓血管外科、肛門外科、整形外科、脳神経外科、泌尿器科、婦人科、リハビリテーション科、放射線科、小児科、皮膚科、麻酔科、糖尿病内科、腫瘍血液内科、呼吸器外科、消化器外科、乳腺外科、血管外科、形成外科、頭頸部外科、耳鼻咽喉科、放射線治療科、放射線診断科、救急科、腎臓内科 |
---|---|
電話 | 03-3673-1221 |
所在地 | 東京都江戸川区東小岩2-24-18 最寄駅:小岩駅 |
駐車場 | 無料駐車場あり |
時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
9:00~ | ● | - | ● | ● | ● | ● | - | - |
13:00~ | ● | ● | ● | ● | ● | ● | - | - |
当サイトでは、保険診療で受ける「抗がん剤治療」と、自由診療で受ける「トモセラピー」や「樹状細胞ワクチン療法」でステージ4のがんを治療する方法について紹介しています。がんの進行度により、医師と相談して検討しましょう。
痛み・副作用の少ない放射線療法
放射線治療のトモセラピーに特化したクリニックで、重粒子線、陽子線などの先進医療での治療を断られた方にも、ステージ4で「手立てがない」と言われた方にも、身体に優しいがん治療をお探しの方にも、痛み・副作用の少ない治療を行います。薬剤との併用により、より積極的な治療を行うことも可能です。
所在地 | 東京都渋谷区元代々木町33-12 |
---|---|
電話番号 | 03-6407-9407 |
患者の細胞からワクチンを作製
免疫細胞を研究している院長のもと、免疫の司令塔である樹状細胞を使ってがん免疫療法を行っているクリニックです。患者様専用のワクチンを作るイメージで、治療の手立てがないと言われた患者様へも提供可能な治療法です。しっかりと寄り添って治療を進めていく姿勢も、治療を選択する要因になっているようです。
所在地 | 東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDXビル北ウィング6F |
---|---|
電話番号 | 03-6263-8163 |
新しいがん治療薬の導入に積極的
抗がん剤による薬物療法が進む中、「先端医療開発科」が創設され、新しいがん治療薬での治療をいち早く受けられるよう、早期臨床開発を推進している病院です。幅広い知識と経験を持つ専任医師とスタッフが、それぞれの患者様に合った臨床試験を提案し、これまでの薬では治らなかったがんの治療に取り組んでいます。
所在地 | 東京都江東区有明3-8-31 |
---|---|
電話番号 | 03-3520-0111(大代表) |
【選定基準】
「末期がん クリニック」でGoogle検索してヒットした医療機関上位35院中、治療実績と画像付き症例を公式HPに掲載しており、以下の各治療法におけるGoogleの口コミ評価がそれぞれ最も良い3院を抽出しています(2023年5月15日調査時点)。
①放射線療法「トモセラピー」の治療実績と症例・・・クリニックC4
②免疫療法「樹状細胞ワクチン投与」の治療実績と症例・・・銀座鳳凰クリニック
③外来化学療法「抗がん剤治療」の治療実績と症例・・・がん研有明病院