最終更新日:2023.6.20
ここでは、東京銀座にある銀座鳳凰クリニックをご紹介しています。クリニックの治療方針や院長情報などをまとめましたので、がん治療の医療機関をお探しの方は参考にしてください。放射線治療と免疫療法を併用する自由診療のクリニックです。
◆免疫療法「WT1樹状細胞ワクチン療法」の費用、期間、リスク、副作用や副反応:
当サイトで紹介している「WT1樹状細胞ワクチン療法」は、がん患者自身の免疫力を使ってがんを攻撃する免疫療法です。費用は1クール(7回投与)350万程度(7回投与分の成分採血、ワクチン作製、保管費用等含む/税込み)、治療期間は2週間おきの投与で3ヵ月程度ですが、患者個人によって異なります。
ワクチン投与によるリスクや副作用として、発熱、掻痒、倦怠感、食欲不振また注射部位の発赤などがみられる可能性があります。採血時やワクチン作製中などで、細菌等の異物が混入した場合、作製中であっても採取した細胞はすべて破棄し、投与することができません。その場合は、再度成分採血を行うことを検討します。
また、「WT1樹状細胞ワクチン療法」は医療として確立されておらず、全額負担の自由診療でのみ受けられる治療となりますので、慎重に検討することをおすすめします。
銀座鳳凰クリニックは、がん治療のみを行っているクリニックです。保険診療としての標準治療は行わず、自由診療の「がん放射線免疫療法」を行っています。
「がん放射線免疫療法」とは、放射線照射で弱らせたがん細胞に機能する免疫治療法で、がんの種類やステージを問わず、さまざまな症例が適応となる治療法です。
がん細胞の状況は、一日一日、また人によってもまったく異なります。一日単位でのがん細胞の変化に合わせ、各患者に対して最良と思われる治療法を検討し提供することが、銀座鳳凰クリニックの診療方針。たとえ末期がんであっても、あきらめずにがんへと立ち向かうクリニックです。
診療は完全予約制で、完全個室にて実施。患者のプライバシーに細心の配慮をしているので、ストレスなく率直に相談・受診ができるでしょう。
いくつかのがん治療を用意している銀座鳳凰クリニックですが、特に力を入れている治療法が、がん免疫療法。患者自身の血液から成分を取り出し、人工培養して活性化させた上で患者の体へと戻す治療法です。同院では、がん細胞に特化した攻撃能力を持つ樹状細胞による免疫療法を採用しています。
がん免疫療法には、免疫賦活剤やサイトカイン療法、がんワクチン療法、非特異的リンパ球療法など複数の種類がありますが、これらのうち銀座鳳凰クリニックが選択している種類は、主に「WT1樹状細胞ワクチン療法」で、人工的に作製したがん抗原WT1を活用する免疫療法です。
「WT1」は、がん細胞に発現する抗原の一種で、ほぼすべてのがんにおいて発現しています。かつ、がん以外を理由に発現することは、ほとんどありません。この「WT1」の存在を目印にして樹状細胞(免疫細胞の一部)を働かせ、がん細胞にアプローチするのが「WT1樹状細胞ワクチン療法」で、がんの発生部位や進行度を問わず治療することができるといわれています。
「WT1樹状細胞ワクチン療法」は、がん細胞だけに働く治療法です。殺細胞性の抗がん薬のように、がん細胞だけでなく正常な細胞にも働いてしまう治療と比較すると、WT1樹状細胞ワクチンは正常な細胞を破壊するリスクが低いため、副作用が生じにくいと考えられています。
「WT1樹状細胞ワクチン療法」は、がん細胞のみに特異的に作用する治療法なので、他の治療法に影響を与える可能性は低いともいえます。実際に銀座鳳凰クリニックは、例えば放射線治療と「WT1樹状細胞ワクチン療法」の併用を提案することがあるようです。
患者それぞれに応じたいくつかの治療法を用意している銀座鳳凰クリニックですが、中でも特に力を入れている「WT1樹状細胞ワクチン療法」の治療の流れを簡単に見ておきましょう。
がんが疑われる場合や他院でがんと診断された方は、まず相談・診察を受けることから始まります。初回の相談は無料で、初診料は11,000円、再診は3,300円になります(ともに税込み、外国籍の患者様は別料金)。
治療に先立ち、腫瘍マーカーや感染症検査、血算生化学検査、凝固機能検査など、必要に応じた複数の検査を受けます。
樹状ワクチンを人工培養するため、患者の血液から成分を採取します。単球が非常に少ないため、十分な量を採取するために3~4時間ほどベッドに横たわる必要があります。
定期的に通院し、完成したワクチンを皮内注射で注入します。インフルエンザワクチン等と同様に注射を打つだけなので、1回の通院に要する時間は、注射の前後を合わせても30分程度です。1クール(7回投与)が終わるまで、医師の指示に従って複数回の通院が必要です。
治療室や相談室の他、院内に細胞培養センターが設置されています。
なお同院は、東京都指定のがん高度専門病院や地域基幹総合病院と提携しています。必要時は、そちらでの受診や治療をご案内いたします。
◆免疫療法「WT1樹状細胞ワクチン療法」の費用、期間、リスク、副作用や副反応:
当サイトで紹介している「WT1樹状細胞ワクチン療法」は、がん患者自身の免疫力を使ってがんを攻撃する免疫療法です。費用は1クール(7回投与)350万程度(7回投与分の成分採血、ワクチン作製、保管費用等含む/税込み)、治療期間は2週間おきの投与で3ヵ月程度ですが、患者個人によって異なります。
ワクチン投与によるリスクや副作用として、発熱、掻痒、倦怠感、食欲不振また注射部位の発赤などがみられる可能性があります。採血時やワクチン作製中などで、細菌等の異物が混入した場合、作製中であっても採取した細胞はすべて破棄し、投与することができません。その場合は、再度成分採血を行うことを検討します。
また、「WT1樹状細胞ワクチン療法」は医療として確立されておらず、全額負担の自由診療でのみ受けられる治療となりますので、慎重に検討することをおすすめします。
がんに画一的な症例はなく、誰一人として同じがんはない、と語る永井医師。遺伝子変異を繰り返しながら日々変化していくがん細胞に対し、画一的な治療法での対応には限界があると考えています。
がんを治したいと考えている一人ひとりの患者のため、治療の制限を受けない自由診療に特化したがん治療を選択。患者一人ひとりのがん細胞の状態を「日の単位」で詳細に観察し、患者にとって最良の結果を得られるようきめ細かい診療を行っています。
施設名 | 銀座鳳凰クリニック |
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診療科目 | がん放射線免疫療法 |
電話 | 03-6263-8163 |
所在地 | 東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDXビル北ウィング6F 最寄駅:秋葉原駅 |
駐車場 | 公式HPに記載なし |
時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
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10:00~ 17:00 |
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当サイトでは、保険診療で受ける「抗がん剤治療」と、自由診療で受ける「トモセラピー」や「樹状細胞ワクチン療法」でステージ4のがんを治療する方法について紹介しています。がんの進行度により、医師と相談して検討しましょう。
痛み・副作用の少ない放射線療法
放射線治療のトモセラピーに特化したクリニックで、重粒子線、陽子線などの先進医療での治療を断られた方にも、ステージ4で「手立てがない」と言われた方にも、身体に優しいがん治療をお探しの方にも、痛み・副作用の少ない治療を行います。薬剤との併用により、より積極的な治療を行うことも可能です。
所在地 | 東京都渋谷区元代々木町33-12 |
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電話番号 | 03-6407-9407 |
患者の細胞からワクチンを作製
免疫細胞を研究している院長のもと、免疫の司令塔である樹状細胞を使ってがん免疫療法を行っているクリニックです。患者様専用のワクチンを作るイメージで、治療の手立てがないと言われた患者様へも提供可能な治療法です。しっかりと寄り添って治療を進めていく姿勢も、治療を選択する要因になっているようです。
所在地 | 東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDXビル北ウィング6F |
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電話番号 | 03-6263-8163 |
新しいがん治療薬の導入に積極的
抗がん剤による薬物療法が進む中、「先端医療開発科」が創設され、新しいがん治療薬での治療をいち早く受けられるよう、早期臨床開発を推進している病院です。幅広い知識と経験を持つ専任医師とスタッフが、それぞれの患者様に合った臨床試験を提案し、これまでの薬では治らなかったがんの治療に取り組んでいます。
所在地 | 東京都江東区有明3-8-31 |
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電話番号 | 03-3520-0111(大代表) |
【選定基準】
「末期がん クリニック」でGoogle検索してヒットした医療機関上位35院中、治療実績と画像付き症例を公式HPに掲載しており、以下の各治療法におけるGoogleの口コミ評価がそれぞれ最も良い3院を抽出しています(2023年5月15日調査時点)。
①放射線療法「トモセラピー」の治療実績と症例・・・クリニックC4
②免疫療法「樹状細胞ワクチン投与」の治療実績と症例・・・銀座鳳凰クリニック
③外来化学療法「抗がん剤治療」の治療実績と症例・・・がん研有明病院