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ドセタキセル

ここでは、乳がんや肺がん(非小細胞肺がん)、胃がん、頭頸部がんなど、さまざまながんに使われている抗がん剤「ドセタキセル」について、その特徴や使い方、注意点、副作用などを具体的にご紹介します。

ドセタキセルに関する正しい知識を得ることで、主治医と相談しながら前向きに治療に取り組んでいきましょう。

目次

ドセタキセルの作用と特徴

ドセタキセルの効果・効能

ドセタキセルは、以下のようながんに対して抗腫瘍効果を示す薬剤として、日本を含む各国で承認されています。

ただし、がんの種類や進行の程度、また患者さんの体の状態によっては、これらのがんであっても使用されないことがあります。

また、ドセタキセルは単独で使われることもありますが、多くの場合、他の薬剤と組み合わせて使われています。たとえば前立腺がんではプレドニゾロンとの併用が標準的であり、乳がんでも他の抗がん剤と併用されることがあります。治療の組み合わせは、がんの種類や病期によって異なります。

ドセタキセルの有効成分

日本で使用される「ドセタキセル点滴静注液(ケミファ)」には、有効成分として以下が含まれています。

ドセタキセル点滴静注20mg/1mlは「ドセタキセル20mg」、ドセタキセル点滴静注80mg/4mlは「ドセタキセル80mg」です。

ドセタキセルの用法

ドセタキセルの投与量や方法は、がんの種類や病状、患者さんの体調などによって調整されます。

効能または効果のあるがん

卵巣がん

成人には通常、体表面積1m²あたり70mgを1時間以上かけて点滴静脈注射し、3〜4週間ごとに繰り返します。患者さんの体の状態に応じて量を調整することがあり、1回あたりの最大投与量は75mgです。

食道がん

成人には通常、体表面積1m²あたり70mgを1時間以上かけて点滴し、3〜4週間ごとに投与されます。患者さんの体調に応じて減量されることがあります。

前立腺がん

成人には通常、体表面積1m²あたり75mgを1時間以上かけて投与し、3週間ごとに繰り返されます。必要に応じて、投与量を減らすことがあります。

なお、ドセタキセルは肝臓で代謝されるため、肝機能が低下している場合には投与量の調整や使用中止が必要になることがあります。AST(GOT)やALT(GPT)、ビリルビンの値が基準になります。

ドセタキセルの注意点

ドセタキセルを使う際には、いくつか注意しておくべきことがあります。

まず、この薬にはアルコール(エタノール)が含まれている製剤があるため、投与を受けたあとは自動車の運転や機械の操作など、注意力が必要な作業は控えなければいけません。

また、治療中および一定期間は妊娠を避ける必要があり、男女ともに避妊を心がける必要があります。さらに授乳の中止も求められます。

ドセタキセルの副作用

ドセタキセルによって現れる可能性がある副作用には、さまざまなものがあります。中でも多く見られるのが骨髄抑制で、これは血液を作る力が一時的に低下することによって起こる症状です。また、以下のような症状も代表的な副作用です。

また、まれにショックなどの強いアレルギー反応が起こることがあります。かゆみ、じんましん、声のかすれ、くしゃみ、のどや目、唇まわりの腫れ、呼吸のしづらさ、動悸、ほてり、意識の混濁などの症状がみられる場合は、すぐに医師に伝える必要があります。

そのほかにも、黄疸や肝機能障害、肝不全、肺線維症、間質性肺炎、播種性血管内凝固症候群(DIC)などの重い副作用が報告されています。副作用に関して不安がある場合には、必ず主治医に相談してください。

なお、2024年時点では、特に非小細胞肺がんの治療において、免疫チェックポイント阻害薬との併用療法や、2次治療以降での使い方が見直されてきています。ドセタキセルの治療位置づけも変化しつつあるため、最新の情報についても確認することが大切です。

がんステージ4の治療ができる
医療機関 3院

当サイトでは、保険診療で受ける「抗がん剤治療」と、自由診療で受ける「トモセラピー」や「樹状細胞ワクチン療法」でステージ4のがんを治療する方法について紹介しています。がんの進行度により、医師と相談して検討しましょう。

自由診療|放射線療法
トモセラピー
再発・多発転移がんを治療
クリニックC4
クリニックC4<トモセラピー>

画像引用元:クリニックC4公式HP
(https://cccc-sc.jp/)

痛み・副作用の少ない放射線療法
放射線治療のトモセラピーに特化したクリニックで、重粒子線、陽子線などの先進医療での治療を断られた方にも、ステージ4で「手立てがない」と言われた方にも、身体に優しいがん治療をお探しの方にも、痛み・副作用の少ない治療を行います。薬剤との併用により、より積極的な治療を行うことも可能です。

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前立腺がん 頭頸部がん 肺がん 乳がん 胃がん 小腸がん 肝胆膵がん 大腸がん 直腸がん 泌尿器がん 卵巣がん 子宮がん 肝臓がん 膀胱がん 膵臓がん 膵体部がんなど
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自由診療|免疫療法
樹状細胞
ワクチン療法
体の免疫力に働きかけて治療
銀座鳳凰クリニック
銀座鳳凰クリニック<樹状細胞ワクチン療法>

画像引用元:銀座鳳凰クリニック公式HP
(https://www.ginzaphoenix.com/)

患者の細胞からワクチンを作製
免疫細胞を研究している院長のもと、免疫の司令塔である樹状細胞を使ってがん免疫療法を行っているクリニックです。患者様専用のワクチンを作るイメージで、治療の手立てがないと言われた患者様へも提供可能な治療法です。しっかりと寄り添って治療を進めていく姿勢も、治療を選択する要因になっているようです。

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前立腺がん 頭頸部がん 肺がん 乳がん 胃がん 小腸がん 肝胆膵がん 大腸がん 直腸がん 泌尿器がん 卵巣がん 子宮がん 肝臓がん 膀胱がん 膵臓がん 膵体部がんなど
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秋葉原UDXビル北ウィング6F
電話番号 03-6263-8163
保険診療|外来化学療法
抗がん剤治療
再発や転移を抑制
がん研有明病院
がん研有明病院

画像引用元:がん研有明病院公式HP
(https://www.jfcr.or.jp/hospital/)

新しいがん治療薬の導入に積極的
抗がん剤による薬物療法が進む中、「先端医療開発科」が創設され、新しいがん治療薬での治療をいち早く受けられるよう、早期臨床開発を推進している病院です。幅広い知識と経験を持つ専任医師とスタッフが、それぞれの患者様に合った臨床試験を提案し、これまでの薬では治らなかったがんの治療に取り組んでいます。

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電話番号 03-3520-0111(大代表)
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