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食道がん

自覚症状が少ないといわれる、食道がんについての情報をまとめています。

※2015年11月時点の情報をもとに作成しています。

目次

食道がんとは

日本人における食道がんの発生率を年代別にみると、50代から患者が増えはじめ70代が発症のピークとなります。女性に比べて男性の発症率が圧倒的に多く、死亡率も高いのが特徴です。国立がんセンター中央病院のデータでは、5年生存率は過去10年で28%からようやく41%にまで延びました。

食道の内壁は粘膜、筋層、外壁からなっています。粘膜の表面は扁平上皮細胞とよばれるもので覆われていて、食道がんはこの部分に発生するものが90%以上です。この粘膜には胃や大腸のように丈夫な膜が存在しないため、がんが他の臓器へ転移する可能性が高くなります。

参照元:【PDF】国立研究開発法人国立がん研究センター|食道がん https://ganjoho.jp/public/qa_links/brochure/pdf/102.pdf
参照元:国立研究開発法人国立がん研究センター https://ganjoho.jp/public/cancer/esophagus/about.html

食道がんの症状

食道がんにはほとんど初期症状がなく、最初に現れる初期症状は「喉の違和感」です。食べ物を飲み込んだ時に、食道のあたりが痛んだり、熱いものを飲んだ時にしみたりするのが続く場合には、注意したほうがいいでしょう。がんが成長すると、食べ物や飲み物、唾液さえも飲み込むことができなくなります。

検査方法

食道がんの検査は、内視鏡による検査が中心です。口から内視鏡を挿入し、食道の内壁に異常がないかを確認します。

このほかにもX線CT検査や、バリウムを飲んで食道を流れる様子をX線写真に撮る造影検査をすることもあります。

食道がんの病期とステージ

病期とはがんの進行度をあらわす言葉で、「ステージ」とも呼ばれます。

食道がんは症状により、0期、Ⅰ期、Ⅱ期、Ⅲ期、Ⅳ期に分けられています。このステージはがん腫瘍がどこまで広がって転移しているかや、リンパ節に転移しているかで判断される指針です。

食道がんの病期(ステージ)は、ローマ数字を使って表記されます。食道がんの場合0期からⅣa期、Ⅳb期まであります。病期は、がんの広がり度合いによって異なり、T因子(食道壁のどのくらいの深さまで広がっているか)とN因子(リンパ節転移の程度)、M因子(別の臓器にどの程度転移しているか)の3つの因子によって決定されます。

参照元:【PDF】国立がん研究センター『がん情報サービス各種がん[102]でんし冊子「食道がん」』 https://ganjoho.jp/data/public/qa_links/brochure/102E.pdf

0期

がんが他の臓器に転移しておらず、食道の粘膜内もしくは粘膜下層にとどまっている食道がんはステージ0(0期)と分類されます。

食道がんの中でも初期と言える0期では、治療は内視鏡を使った切除手術が標準治療となります。ただし、がんの範囲が広く、内視鏡を使って病巣を切除すると食堂が細くなったりするなど弊害がある場合には、放射線治療などその他の治療方法も検討されます。

粘膜にとどまるがんでは、食道を温存できる内視鏡的切除術が標準治療として推奨されています。病変の範囲が広く、内視鏡的切除後に食道が細くなる(狭窄[きょうさく]する)可能性が高い場合は、放射線治療や手術を行う場合があります。

引用元:国立がん研究センター がん情報サービス「食道がん 治療」 https://ganjoho.jp/public/cancer/esophagus/treatment.html
参照元:日本癌治療学会『食道がん 診断・治療ガイドライン』 http://jsco-cpg.jp/guideline/09_fu.html#fu_05

Ⅰ期

がんが粘膜下層にとどまっているステージⅠの食道がんは、患者さんの体が体力的に手術ができる状態であれば外科手術と化学放射線療法を組み合わせた治療が行われます。Ⅰ期の標準治療は外科手術が推奨されていますが、化学療法と放射線療法を組み合わせて行う化学放射線療法でも手術と同程度の治療成果があるとも言われています。

全国がんセンター協議会が行った生存率共同調査によれば、ステージⅠの食道がんの5年相対生存率は、86.3%です。

I期では、手術が標準治療として推奨されています。状況によって、手術と化学放射線療法(放射線治療と化学療法の併用療法)のいずれかを行います。化学放射線療法は手術と同じくらいの治療効果が得られるという報告があります。

引用元:国立がん研究センター がん情報サービス「食道がん 治療」 https://ganjoho.jp/public/cancer/esophagus/treatment.html

Ⅱ期

がん組織が第2群リンパ節まで転移していて、食道壁の粘膜下層にとどまっている場合、もしくは食道壁の固有筋腫層にとどまっていてリンパ節も第1群リンパ節までの広がりにとどまっている場合。もしくはリンパ節転移がなく、食道外膜に広がっている場合は、病期はステージⅡと診断されます。
基本的にステージⅡでは外科手術によりがん病巣を切除・取り除く治療が第一選択肢となります。
なお、ステージⅡの食道がんの5年相対生存率は、56.1%と過半数。患者さんの体力なども生存率に大きく影響してきます。

II期・III期の標準治療は、治療前に体の状態を調べて、手術ができる体の状態である場合には手術が第一選択です。その中でも、まず化学療法を行って手術をする方法が標準治療とされています。体力的に手術ができない体の状態であると判断された場合や、手術を希望しない場合には、化学放射線療法や放射線治療単独療法を行います。

引用元:国立がん研究センター がん情報サービス「食道がん 治療」 https://ganjoho.jp/public/cancer/esophagus/treatment.html

Ⅲ期

がんが第3群リンパ節まで転移がある場合、もしくはそれ以下でもがんが食道周囲の組織まで広がっている場合などは、食道がんのステージはⅢとなります。ステージⅣとの大きな違いは、がん組織を切除できる範囲かどうかという点です。
ステージⅢの治療は手術できる全身状態であれば手術が。また、手術はできないが化学放射線療法ができるのであれば化学放射線療法を。どちらもできない状態の場合には、緩和ケアや化学療法、放射線治療が選択されます。

また、ステージⅢの食道がんの5年相対生存率は、29.3%とステージⅡから大きく下がります。

参照元:日本癌治療学会『食道がん 診断・治療ガイドライン』 http://jsco-cpg.jp/guideline/09_fu.html#fu_05

Ⅳ期

ステージⅣの食道がんはⅣa期、Ⅳb期とさらに細かく分けられます。ステージⅣの食道がんは、癌が食道の周囲にある大動脈や気管などの組織まで広がってしまい切除ができない場合や、第Ⅳ群リンパ節まで転移がある場合にⅣ期と診断されます。リンパ節遠隔転移がみられる場合には、食道壁深達度にかかわらずステージⅣbとなります。
ステージⅣの段階でのがん治療は、全身状態を考慮しながら化学放射線治療もしくは化学療法が選択されます。また、がんによる傷みの程度によっては緩和ケアも大切な治療となります。

数字がすべてではありませんし、個々の患者さんの全身状態にもよりますが、ステージⅣの食道がんの5年相対生存率は、12.4%とされています。

IVa期では、化学放射線療法が標準治療として推奨されています。IVb期では、化学療法が標準治療として推奨されています。がんによる痛みや狭窄などの症状がある場合は、これらを緩和する治療が重要になります。

引用元:国立がん研究センター がん情報サービス「食道がん 治療」 https://ganjoho.jp/public/cancer/esophagus/treatment.html

治療方法

0~Ⅰ期 主に外科治療が第一選択となります。
Ⅱ~Ⅲ期 基本的に外科治療をおこない、再発・転移防止のために手術後に抗がん剤や放射線治療を実施することもあります。
Ⅳ期 通常、ステージ4に至った場合には手術はおこなわれません。

最近では内視鏡カメラの性能が良くなっているので、粘膜内にとどまっている早期がんであれば、内視鏡による病変部の「粘膜切除術」がおこなえるようになりました。この方法は局所麻酔を使ううえに手術は1時間程度で終わり、入院期間も3~5日ほどで済むことが特徴です。

進行した場合の治療方法

手術することのできない進行しているがんは、抗がん剤や放射線療法をおこないます。

片方だけで治療をする場合には治癒までいたることは少なかったのですが、このふたつの療法を組み合わせることで、進行中のがんが消失する好例が続出しています。相乗効果がどう効いているのか詳しいことは分かっていませんが、それは医師も驚くほどの頻度なのです。

また、食道がんは化学放射線療法が特に効果が出やすく、有効とされています。さらに進行している場合では外科対応ができないため、局所的な治療をおこなえる陽子線治療やトモセラピーが適した治療法であるとされています。

食道がんの治療法

食道がんの治療については、ステージによって異なります。具体的にどのような治療を行っていくのかについて医師から治療方針を確認し、理解と同意を示したうえで最適な治療方針を決定していきます。

内視鏡的治療

内視鏡的切除術を用いた治療を行うケースも多いです。病変粘膜を切除するほか、広範囲におよんで発生している病変の切除も行う内視鏡的粘膜下層剥離術などがあります。 直接的な切除を行う外科治療ということもあり、内視鏡で切除できると判断された場合に選択される治療法です。

外科治療

外科治療は食道がんの治療法の中でも代表的なものだといえるでしょう。食道は範囲が非常に広く、周辺にある臓器も部位によって異なるため、どこにがんが発生しているのかによって治療方法は大きく異なります。

例えば、狭い範囲に発生しているがんであれば、先述した内視鏡を用いた治療法も十分可能ですが、広範囲の場合は内視鏡だけで治療を行うのは非常に難しくなります。その場合は外科治療としてリンパ節郭清を行わない食道切除再建なども検討しなければなりません。 それから、がんが粘膜筋板に達している場合、その内の約9.3%ではリンパ節転移率がみられることも。こういった場合は治療内容についてもさらに慎重に決めていかなければならないのです。

もしもがんが粘膜下組織に深く浸潤している場合、50%程度の転移率があることから治療内容も複雑になります。

また、表在がんだったとしてもリンパ節への転移が認められる場合や疑われる場合、状態に応じてリンパ節郭清を行うケースが多いです。

リンパ節郭清(りんぱせつかくせい)とは?

リンパ節郭清は様々ながんの治療で行われている方法です。手術を行う際にがんのみを取り除くのではなく、その周辺にあるリンパ節を切除すること。これは再発予防のために行われるものです。

リンパ節郭清を行った場合、リンパ浮腫と呼ばれる手足のむくみが発生することもあるため、マッサージなどで予防を行わなければなりません。

参照元:『用語集』国立がん研究センター  https://ganjoho.jp/public/qa_links/dictionary/dic01/lymph_setsukakusei.html

抗がん剤や放射線療法

抗がん剤や放射線治療を行ったうえで手術ができる状態になれば外科治療を行います。また、放射線治療の中には根治的放射線療法と呼ばれるものもあり、がんの状態によっては高い効果も期待できるようです。

新鮮症例に対する根治的照射の他に,遠隔転移のない術後局所リンパ節再発あるいは術後残存腫瘍に対しても根治的化学放射線療法が行われ,良好な治療成績が示されている

引用元:『がん診療ガイドライン 食道がん』日本癌治療学会  http://jsco-cpg.jp/guideline/09_2.html

転移が疑われる場合は?

遠隔リンパ節および他臓器への転移が疑われる場合、その場で外科治療を行ったとしても手術ですべてのがん細胞を取り除くのは非常に困難を極めます。そのため、初回治療時には手術療法ではなく、まずは化学療法・放射線治療での症状改善を図ることになるでしょう。

食道がんの転移について

食道は、壁の内部や周辺に血管・リンパ管が多く存在している臓器のため、他の場所で生じる多くのがんに比べ、転移しやすいがんと言われています。

また食道は、血管・リンパ管が多いことに加え、気管や心臓、背骨、肺、大動脈などと接しているため、食道がんが進行して壁を破ると、これら他の場所へ直接転移するリスクもあります。

食道がんが転移しやすい場所

食道がんの転移ルートには、主に次の3つがあります。

1つ目が、食道に接している臓器への直接的な転移。食道は気管・気管支、肺、心臓、背骨、大動脈などと接しているため、食道がんが進行してがん細胞が壁を貫くと、これらの場所へ直接的に転移することがあります。

2つ目が血液の流れを通じた転移。食道壁内の血管にがん細胞が入り込み、血液の流れによって肝臓や肺、骨などへ転移するルートです。

3つ目がリンパ液の流れを通じた転移。がん細胞が食道壁内のリンパ液に入り込み、リンパ液の流れによって食道周囲や胃の周囲、腹部の奥、首の付け根などのリンパ節に転移します。

他の多くのがんに比べ、リンパ節転移が多く見られる点は食道がんの特徴です。

食道がんが転移した場合の症状

食道がんが肺に転移すると、息苦しさや咳、血痰などが見られることもあります。また、肺や心臓、背骨などに食道がんが転移した場合、背中や胸の奥に痛みを自覚することもあります。

首のリンパ節へ転移した場合には、首の腫れ、声のかすれなどが見られるようになります。肝臓へ遠隔転移することも少なくなく、転移すれば腹痛や背中の痛み、腹水、黄疸、むくみ体重減少、食欲不振などを生じることもあります。

いずれの場所へ転移した場合でも、転移の初期段階で強い自覚症状を覚えるわけではありません。がんの進行具合に応じ、徐々に症状が強く現れる形となります。

なお、食道がんは、がんが発症してから比較的早く転移することもあるため、食道がんの初期と似た症状を自覚した場合には、早めに医療機関を受診して検査してもらいましょう。

進行したがんに対する治療方法と治療費の目安

症状として、痛みや苦痛があれば、その症状を緩和する目的として緩和治療も行われます。特にステージ4になると、がんによる体調不良を感じることも多くなるため、緩和治療は非常に重要な役割を担っているといえるでしょう。

確かにがんの縮小を認めることも珍しくはないのですが、抗がん剤による化学療法だけではすべてのがんを消失させるのは簡単なことではありません。

食道がんは肺、肝臓および骨に転移しやすいのでこちらも注意しておきましょう。

放射線治療

放射線治療では抗がん剤と同時に行うのが理想的ではありますが、これは患者さんの体力によっても選択できるかどうかが異なるので医師の判断によって変わってきます。体力が許す場合は放射線治療と抗がん剤治療の療法を取り入れていくことになるでしょう。

ただ、放射線治療だけを行う場合は外来でも治療が可能となっていますが、抗がん剤の治療も行う場合は入院が必要となります。このあたりについても医師とよく話し合いを行い、理解を深めておきましょう。

手術に比べると放射線治療の負担は大きくありません。ただ、副作用の問題については理解しておきましょう。主な副作用として挙げられるのが食道粘膜の炎症に関することです。治療が終了すれば徐々に状態は良くなりますが、ごくまれに数か月後、数年後に放射線のダメージが原因で治療が必要になることもあります。

参照元:国立がん研究センターがん情報サービス:食道がん  https://ganjoho.jp/public/cancer/esophagus/treatment.html

抗がん剤治療

抗がん剤を用いた治療が代表的です。症状が進行した場合だけでなく、様々な病期で実施されるのが特徴。

進行した食道がんの治療では症状の緩和効果を目的に抗がん剤治療が行われることもあります。特に食道がんに有効な抗がん剤として挙げられるのがフッ化ピリミジン系薬(5-フルオロウラシルやS-1)、プラチナ系薬(シスプラチンやネダプラチン)、タキサン系薬(パクリタキセルやドセタキセル)など。単独で使うこともありますが、複数組み合わせることもあります。

放射線治療と同じく、抗がん剤治療の副作用についても理解しておかなければなりません。代表的な副作用といえば吐き気や嘔吐、食欲不振、下痢などのほか、口内炎、脱毛、手足のしびれ、身体のだるさなどを実感する方が多いようです。

また、自覚症状が現れにくいものとして、白血球・血小板の減少、貧血、腎臓の機能低下、肝障害などもあるので、こういったものについても押さえておきましょう。具体的にどのような抗がん剤を使用するのかによっても体への負担は異なってきます。

参考:日本癌治療学会:食道がん http://www.jsco-cpg.jp/esophageal-cancer/guideline/#VIII

治療費

肺がんになった場合の治療費についてですが、初期のがんであれば、手術で治癒することも難しくありません。

術前・術後の補助療法として抗癌剤のシスプラチン、それからフルオロウラシルを組み合わせる治療を行った場合、1コース(3週間)60,000円以上の治療費がかかることになるでしょう。一般的には2コース行うことになるので、治療費は120,000円以上となります。 再発や転移によって抗がん剤・フルオロウラシルを利用する場合も同じです。

抗がん剤のシスプラチン、フルオロウラシルに加えて放射線治療を行うことになった場合、治療費の合計は5週間1コースで240,000円以上、2コースの治療が標準となっているため、450,000円以上の費用がかかることになります。

がんの治療では公的補助として医療費控除、高額医療なども用意されているので、そういったものを活用しながら治療を行っていくことも大切です。

食道がんといっても様々な治療法があるわけですが、手術の中でも内視鏡療法が選択できれば安く済みます。こちらは内視鏡で腫瘍を切り取る治療法となっており、入院は長くても2週間ほど、費用についても100,000円台となっているのです。

外科手術が必要になった場合は入院期間も長くなることから手術代の1,000,000円近くかかるため、できるだけ早期の段階で発見しておくことが治療費を安く済ませるためのポイントだといえるでしょう。

ステージごとの治療法

0期

内視鏡的粘膜切除術を行います。

I期

手術を行う外科療法のほか、放射線治療と化学療法の併用療法となる化学放射線療法などの選択肢があります。まだがんが広まっていない場合、手術で取り除ける可能性が高いといえるでしょう。

II期・III期

体力も十分にあり、手術でがん病巣を取り除けると判断された場合は外科手術になるでしょう。手術に加え化学療法または化学放射線療法の併用療法、放射線治療と化学療法の併用療法を行う化学放射線療法のいずれかを選択します。 再発などを防止するために手術前後に化学療法または化学放射線療法も用います。

IV期

抗がん剤による化学療法、放射線治療と化学療法の併用療法による化学放射線療法、放射線治療、症状緩和を目的とした治療のいずれかを行います。IV期では手術での根治が難しいため、抗がん剤による化学療法が基本です。 強い副作用によって化学療法ができない場合は緩和目的での治療となるでしょう。

がんステージ4の治療ができる
医療機関 3院

当サイトでは、保険診療で受ける「抗がん剤治療」と、自由診療で受ける「トモセラピー」や「樹状細胞ワクチン療法」でステージ4のがんを治療する方法について紹介しています。がんの進行度により、医師と相談して検討しましょう。

自由診療|放射線療法
トモセラピー
再発・多発転移がんを治療
クリニックC4
クリニックC4<トモセラピー>

画像引用元:クリニックC4公式HP
(https://cccc-sc.jp/)

痛み・副作用の少ない放射線療法
放射線治療のトモセラピーに特化したクリニックで、重粒子線、陽子線などの先進医療での治療を断られた方にも、ステージ4で「手立てがない」と言われた方にも、身体に優しいがん治療をお探しの方にも、痛み・副作用の少ない治療を行います。薬剤との併用により、より積極的な治療を行うことも可能です。

  • 症例のある対象疾患
前立腺がん 頭頸部がん 肺がん 乳がん 胃がん 小腸がん 肝胆膵がん 大腸がん 直腸がん 泌尿器がん 卵巣がん 子宮がん 肝臓がん 膀胱がん 膵臓がん 膵体部がんなど
所在地 東京都渋谷区元代々木町33-12
電話番号 03-6407-9407
自由診療|免疫療法
樹状細胞
ワクチン療法
体の免疫力に働きかけて治療
銀座鳳凰クリニック
銀座鳳凰クリニック<樹状細胞ワクチン療法>

画像引用元:銀座鳳凰クリニック公式HP
(https://www.ginzaphoenix.com/)

患者の細胞からワクチンを作製
免疫細胞を研究している院長のもと、免疫の司令塔である樹状細胞を使ってがん免疫療法を行っているクリニックです。患者様専用のワクチンを作るイメージで、治療の手立てがないと言われた患者様へも提供可能な治療法です。しっかりと寄り添って治療を進めていく姿勢も、治療を選択する要因になっているようです。

  • 症例のある対象疾患
前立腺がん 頭頸部がん 肺がん 乳がん 胃がん 小腸がん 肝胆膵がん 大腸がん 直腸がん 泌尿器がん 卵巣がん 子宮がん 肝臓がん 膀胱がん 膵臓がん 膵体部がんなど
所在地 東京都千代田区外神田4-14-1
秋葉原UDXビル北ウィング6F
電話番号 03-6263-8163
保険診療|外来化学療法
抗がん剤治療
再発や転移を抑制
がん研有明病院
がん研有明病院

画像引用元:がん研有明病院公式HP
(https://www.jfcr.or.jp/hospital/)

新しいがん治療薬の導入に積極的
抗がん剤による薬物療法が進む中、「先端医療開発科」が創設され、新しいがん治療薬での治療をいち早く受けられるよう、早期臨床開発を推進している病院です。幅広い知識と経験を持つ専任医師とスタッフが、それぞれの患者様に合った臨床試験を提案し、これまでの薬では治らなかったがんの治療に取り組んでいます。

  • 症例のある対象疾患
前立腺がん 頭頸部がん 肺がん 乳がん 胃がん 小腸がん 肝胆膵がん 大腸がん 直腸がん 泌尿器がん 卵巣がん 子宮がん 肝臓がん 膀胱がん 膵臓がん 膵体部がんなど
所在地 東京都江東区有明3-8-31
電話番号 03-3520-0111(大代表)

【選定基準】
「末期がん クリニック」でGoogle検索してヒットした医療機関上位35院中、治療実績と画像付き症例を公式HPに掲載しており、以下の各治療法におけるGoogleの口コミ評価がそれぞれ最も良い3院を抽出しています(2023年5月15日調査時点)。
①放射線療法「トモセラピー」の治療実績と症例・・・クリニックC4
②免疫療法「樹状細胞ワクチン投与」の治療実績と症例・・・銀座鳳凰クリニック
③外来化学療法「抗がん剤治療」の治療実績と症例・・・がん研有明病院

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