クリニックC4

最終更新日:2021.03.03

クリニックC4は、いくつか種類のある放射線治療のなかで「トモセラピー」を採用している、がん治療専門のクリニックです。ステージ4の癌や、従来の放射線、陽子線や重粒子線治療施設で「適応がない」と断られた方の治療など、手立てがないとされてからのがん治療を行っています。

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他院で断られても、相談してみる価値があるクリニックC4

クリニックC4の外観東京都にあるクリニックC4は、「トモセラピー」というがん治療を受けることができるクリニックです。

この治療法では、画像で確認できるがんであれば、その多くは制御が可能であるといわれています。また、トモセラピーの治療自体には痛みをほとんど感じることはありません。他の放射線治療に比べて身体に優しく、がんにはダメージをあたえることができます。

引用元:クリニックC4公式HP(http://cccc-sc.jp/index.html)

がんのステージがまだ軽く、外科手術が可能であるならば手術によって全てのがんを取りさってしまうことが一番です。しかし、進行しすぎている時やがんができている場所によって手術ができないこともあります。さらに一般的な放射線治療の効果が出ないような場合、トモセラピーは大きな効果を発揮するのです。

これまで放射線での治療が難しいとされていた、消化器がんや多発性肺がんなど多くの治療実績を持つ、他の放射線治療施設で治療を断られた方も多く訪れるクリニックです。

クリニックC4のがん治療

全身に広がった複雑な病巣にも対応できる「トモセラピー」

トモセラピーとは、がん細胞が集まる病巣を包み込むように放射線を照射することができる、新しい放射線治療システムです。正常な細胞を避けて、がん細胞だけに正しく放射線を当てることができるので、身体にやさしい治療をおこなえます。

IMRT(強度変調放射)の一機種であるトモセラピーは、コンピューター技術を駆使することで、がん病巣の複雑な形に合わせ、放射線を当てる位置や量、範囲、時間を調節することができます。

トモセラピーはCTスキャンで毎回がんの位置を特定し、ミリ単位で場所と強度を設定して照射していきます。そのため一般に胃がんや大腸がんなどは近傍の正常な組織を損傷しやすいため、放射線治療は行わないとされていますが、クリニックC4では消化器がんでも多くの症例の実績があります。

クリニックC4では治療に際して、ひとりずつ専用のマットを用意してくれます。これは病巣に対して放射線をピンポイントに当てるため、身体を固定して正確に照射する必要があるからです。このマットがあることで、身体を包み込むように固定させて負担をかけずに治療を受けられます。

癌細胞にだけ放射線を照射する「トモセラピー」患者一人ひとりに用意される専用のマット
(写真左)癌細胞にだけ放射線を照射する「トモセラピー」(写真右)患者一人ひとりに用意される専用のマット

引用元:クリニックC4公式HP(https://cccc-sc.jp/treatment/ourtherapy.html)※2015年11月時点

クリニックC4の院長情報

青木幸昌院長の写真青木 幸昌院長


「説明と選択の医療、人事を尽くすがん医療」をモットーにしています。30年以上がん治療にたずさわり、数多くの臨床を経験してきました。その多くは進行期や末期の状態であり、治療を受け入れてもらえる場のない患者さんをたくさん受け入れてきたのです。

あきらめずに治療を受けたい方が、行き場をなくさなくていいように、患者さんの気持ちを優先にした医療を展開しています。

引用元:クリニックC4公式HP(https://cccc-sc.jp/aboutus/incho.html)

経歴

東京大学医学部医学科 卒業
第一種放射線取扱主任者、公益社団法人日本医学放射線学会学会員、公益社団法人日本放射線腫瘍学会学会員、国際個別化医療学会評議員

昭和55年 灘中学校、灘高等学校を経て東京大学医学部医学科卒業
昭和55年6月 東京大学医学部附属病院放射線科研修医
昭和56年1月 東京大学医学部附属病院放射線科助手
昭和60年7月 都立豊島病院放射線科医員
昭和62年4月 東京大学医学部附属病院分院放射線科講師病棟医長
昭和63年7月 同上 英国 Royal Cancer Institute留学のため休職
平成 元年6月 同上 復職
平成3年5月 東京大学医学部附属病院放射線科講師病棟医長
平成3年5月 放射線医学総合研究所特別研究員(重粒子線)
平成4年4月 東京大学医科学研究所非常勤講師
平成4年11月 総理府技官(放射線医学総合研究所臨床障害部)
平成7年7月 東京大学医学部放射線医学教室助教授
平成14年4月 国際医療福祉大学保健学部放射線・情報科学科教授
平成20年 医療社団法人 愈光会 Clinic C4設立

ブログに見るクリニックC4の治療

クリニックC4では、強度変調放射線治療と画像誘導放射線治療を組み合わせた治療を主体として行っています。手術とは異なるため、正常細胞へのダメージが少ないと言われています。

例えばこちらではステージ4の乳癌に関する治療実績について書かれています。

4年前 右乳癌指摘され部分切除+術後放射線治療。

1年半前 リンパ節転移出現し切除 その後全身免疫治療行うも腫瘍マーカー上昇 PET-CTにて多発骨転移出現 左肺に結節指摘

当院初診 多発骨転移は全病変IGIMRT適応。

左肺病変は間質性肺病変の可能性高く、薬物治療を勧めると説明

44Gy/1.5週7回のIGIMRTを多発骨転移および右腋窩リンパ節に実施予定し32Gy/1週5回時点で骨髄抑制のため終了。

同時に間質性肺病変への薬物療法を2回実施。

3か月後CTにて左肺結節および右腋窩リンパ節消失、PET-CTにて完全消失。

CA15-3(腫瘍マーカー) 治療前 120.5→3か月後 7.4(正常化)

KL-6(間質性肺疾患マーカー) 治療前 2550→3か月後256(正常化)

出典:『末期がんと向き合う治療医の徒然日記』 
https://ameblo.jp/cccc-sc/entry-12207886056.html

従来の放射線治療では、1箇所の病変に対し照射を行っていました。しかしクリニックC4では、画像検査で判明した全ての病変に対し、同時に治療を行うことが可能になっています。つまりがん細胞に対し、やり残しをするリスクを減らすことができると言われています。

進行性の乳がんの場合、抗がん剤やホルモン治療が標準的な治療になっています。しかし、その反応の有効率は30%程度と報告されています。そのため全身免疫療法を代わりに行うケースもあります。ただこの治療も確実な治療効果が得られるか、はっきりしていないのが現状と考えられています。

クリニックC4では進行性の固定がんに対し、標準治療が無効または継続不能となった患者様に全病変制御を目的とした治療を行っています。

クリニックC4

施設名 医療法人社団 愈光会 Clinic C4
診療科目 放射線科、腫瘍放射線科
電話 03-6407-9407
所在地 東京都渋谷区元代々木町33-12
最寄駅:代々木八幡駅、代々木公園駅
駐車場 有り 
診療時間
時間
9:00~18:00(予約制) - -

クリニックC4の治療実績

クリニックC4では様々ながんの治療実績を持っています。画像で確認できる腫瘍については、ほとんど制御可能とのこと。手だてはないと言われたようながんでも治療に対応してくれるとのことなので、相談してみましょう。様々な原発巣のがんだけでなく、そこから転移したがんについても数多くの実績を持っているそうです。できるだけ実績数が多いところで治療を受けたいと思っている方でも納得できるのではないでしょうか。

独自のトモセラピー治療を実践しており、局所制御率はおよそ80%を実現しています(2008年5月〜2015年8月の実績)。

原発別の内訳については次の通りです(2008年5月〜2015年8月の実績)。

  • 肺縦隔…20%
  • 肝胆膵…14%
  • 結直腸…13%
  • 乳腺…10%
  • 婦人科…10%
  • 胃小腸…6%
  • 前立腺…6%
  • 頭頸部…7%
  • 食道…4%
  • 泌尿器…4%
  • その他…5%

2015年9月〜2019年12月の実績は総照射数が534件、各種例についてもホームページ上で詳しく症例・経過が報告されています。

クリニックC4の治療の流れ

予約・現病歴等確認

クリニックC4で治療を受ける場合、予約制となっています。初診の場合でも予約が必要となっているので、必ず予約をしてから足を運びましょう。

予約の受け付けは、月曜日から金曜日までの9時から17時30分まで。土曜日と日曜日は休診となっています。

持ち物は紹介状、既往歴のほか、担当医から受け取った血液、病理検査等の結果などの資料があればそれも持っていきましょう。他、検査画像のデータディスク等があればそれも必要です。

どのような資料を持参できるかについては予約の際に確認されるそうなので、手元に用意した上で予約をするとスムーズにいくでしょう。現病歴等確認では、資料を元に適切な治療方針についての決定が行われます。

初回診療

初診では提出した資料を基に医師が内容を確認し、看護師からの問診を受けます。気になることや質問をしておきたいことについてはまとめておいた方が良いでしょう。 専門の担当医が診察を行い、検査結果を参考にしながらどのような治療を行うのかについて検討します。診察自体は30分ほどで済むのですが、検査などにかかる時間を含めると初診時の所要時間は90分ほどだそうです。

注意しなければならないこととして、症状に応じてより精度の高いPET-CT検査やMRIの検査が必要になることもあり、その場合は他の施設を紹介されることもあります。

初診については一部を除いてすべて自由診療になることもあり、初診、相談料で32,400円となるので注意しておきましょう。なお、検査や処置、処方に関しては別途費用がかかります。

治療方針の決定

持参したデータと検査データを元にしながら治療方針を決定します。しっかりと患者の要望も聞いてくれるので、相談してみましょう。

CT撮影

日を改めて治療計画に基づいた治療単位でCTを撮影します。治療計画用のCTを撮影した後、治療開始までにかかる期間は約1週間ほどです。放射線を照射する方向を決めるために欠かせない検査で、3DCTを用いた撮影を行います。

治療

実際に治療を行うことになった場合、3日から20日間、休診日を除いて毎日行うことになります。一日の治療にかかる時間は1時間程度となっており、期間中は一週間に一度医師の診察があるため、詳しい治療結果などについても確認しながら進めていけるでしょう。

もちろん、治療を受けている中でわからないことや不安なことがあれば相談可能です。

治療終了後

治療期間が終了した後、治療の最終日から約1か月後に再度CT撮影と経過観察のための審査が必要となります。結果判定については治療を行った最終日から3~4か月後にPET-CT検査を受けて判断することになるため、経過を観察しましょう。最終的な判定については画像診断によって行います。

周辺組織への影響を抑えた
放射線治療(トモセラピー)ができる
クリニック3院

◆トモセラピー治療の費用と期間について
保険適用の場合は1回の照射につき自己負担額は約1万1000円、保自由診療の場合は約3万3000円ほど。病状やクリニックによって費用や期間は変動するため、詳細は病院・クリニックに直接お問合わせください。

◆トモセラピー治療のリスクについて
照射する部位によっては、頭痛や下痢などの副作用は生じるケースがあります。

骨格や臓器構造をより正確に
把握して照射をおこなう
「IGRT」にも対応

クリニックC4

自由診療
問い合わせ先:03 -6407-9407

22時まで受付なので
忙しい人でも通える

江戸川病院

標準治療(保険診療)
問い合わせ先:03-3673-4892

がんを専門とする連携拠点病院

東京都立駒込病院

標準治療(保険診療)
問い合わせ先:03-3823-2101

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【免責事項】
※このサイトは、2015年11月の調査を基に制作しています。最新の治療方法は各病院・クリニックの公式サイトをご確認いただきますようお願いします。
また、本サイトで掲載している治療法については、自由診療のため保険適用外となり全額自己負担となります。治療を受けるクリニックや症状、治療法によって、治療回数・期間、費用が変動しますので、詳しくは直接クリニックへお問い合わせください。また、治療における副作用やリスクなども治療方法によって異なります。不安な点・不明点については、各病院・クリニックの医師に直接確認・相談したうえで治療を検討することをおすすめします。

◆トモセラピー治療の費用と期間について
トモセラピーとは、がん細胞が集まる病巣を包み込むように放射線を照射できる放射線治療システムです。
トモセラピー治療の費用は保険診療と自由診療の場合で大きくことなります。保険適用の場合は1回の照射につき自己負担額は約1万1000円、保険が適用されない自由診療の場合は約3万3000円と言われています。
病状やクリニックによって費用や期間は変動するため、検討している病院・クリニックがあれば直接お問合わせください。

◆トモセラピー治療のリスクについて
照射する部位によっては、頭痛や下痢などの副作用が生じるケースがあります。不安な方は各病院・クリニックへ相談しましょう。