日本赤十字社医療センター
日本赤十字社医療センターが提供する癌治療の特徴と強みとは？
日本赤十字社医療センターは日本国内の赤十字病院の中で最初の医療機関です。日本赤十字社医療センターの癌治療について解説しています。
国内にある赤十字病院として最初に誕生した、日本赤十字社医療センター
引用元：日本赤十字社医療センター公式HP（https://www.med.jrc.or.jp/）
日本赤十字社医療センターは日本全国に存在する赤十字病院として一番目の医療機関です。その歴史は明治19年（1886年）にまでさかのぼり、およそ140年にわたって地域の人々の健康を見守り続けてきました。
現在は約280名の医師や歯科医師が所属し、総勢1700名以上の医療スタッフが在籍。癌治療についても「地域がん診療連携拠点病院」や「がんゲノム医療連携病院」として指定を受けながら、地域の癌治療ネットワークの基盤を構築しています。
日本赤十字社医療センターの治療方針
日本赤十字社医療センターは地域がん診療連携拠点病院として、標準治療にもとづいた癌治療から先進的な癌治療まで幅広い治療を行っており、例えば放射線治療についてもサイバーナイフやラディザクト（トモセラピー）、リニアックといった複数の医療機器を導入していることが特徴です。
放射線治療
放射線科を設けており、さらに放射線診断科と放射線血管内治療科に分けられています。
特に放射線腫瘍科では放射線照射装置を使用した癌治療を提供しており、根治的治療から緩和的照射まで患者の状態に合わせた治療プランが選択可能です。適応となる癌は全身のあらゆる癌となっており、治療内容ごとに放射線照射装置を使い分ける高精度放射線治療によって幅広い治療を目指せることが強みです。
外科治療
癌の手術に低侵襲な腹腔鏡手術やロボット支援手術などを積極的に採用しており、癌の状態や位置に応じて複数の診療科が連携しながら横断的な診療プランを構築しています。
また、必要に応じて放射線治療や化学療法を組み合わせた集学的治療を実施していることも特徴です。
化学療法・がんゲノム医療
化学療法科は腫瘍の治療に特化した腫瘍内科医として、一般的な抗がん剤を使った治療だけでなく、患者の癌の原因となっている癌遺伝子を調査して適切な抗がん剤の選定などを行うがんゲノム医療を実践しています。
日本赤十字社医療センターの治療の流れ
日本赤十字社医療センターは地域がん診療拠点病院としての指定を受けており、原則として初診時にはかかりつけ医や医療機関からの紹介状が必要です。なお、放射線科で放射線治療を受ける場合など特定診療科では紹介状が必須となります。
初診予約・当日受付
放射線腫瘍科を受診する場合、事前に医療機関からの紹介状を用意した上で初診予約を行ってください。受診日の当日は予約の20分前に受付窓口で受付を行ってください。
診察・治療計画策定
放射線治療専門医による診察が行われ、放射線治療の適応性や治療プランが検討されます。
治療・経過観察
放射線治療は事前に策定した治療プランにもとづいて実施され、また照射の影響についても医師による診察が行われます。なお治療後は改めて放射線治療医や担当医などが連携し、治療結果を踏まえてその後の療養計画や再治療のプランなどが検討されるという流れです。
日本赤十字社医療センターの基本情報
診療時間
がんステージ4の治療ができる
医療機関 3院
当サイトでは、保険診療で受ける「抗がん剤治療」と、自由診療で受ける「トモセラピー」や「樹状細胞ワクチン療法」でステージ4のがんを治療する方法について紹介しています。がんの進行度により、医師と相談して検討しましょう。
自由診療|放射線療法
トモセラピーで
再発・多発転移がんを治療
クリニックC4
画像引用元：クリニックC4公式HP
（https://cccc-sc.jp/）
痛み・副作用の少ない放射線療法
放射線治療のトモセラピーに特化したクリニックで、重粒子線、陽子線などの先進医療での治療を断られた方にも、ステージ4で「手立てがない」と言われた方にも、身体に優しいがん治療をお探しの方にも、痛み・副作用の少ない治療を行います。薬剤との併用により、より積極的な治療を行うことも可能です。
前立腺がん
頭頸部がん
肺がん
乳がん
胃がん
小腸がん
肝胆膵がん
大腸がん
直腸がん
泌尿器がん
卵巣がん
子宮がん
肝臓がん
膀胱がん
膵臓がん
膵体部がんなど
| 所在地 |
東京都渋谷区元代々木町33-12 |
| 電話番号 |
03-6407-9407 |
自由診療|免疫療法
樹状細胞
ワクチン療法で
体の免疫力に働きかけて治療
銀座鳳凰クリニック
画像引用元：銀座鳳凰クリニック公式HP
（https://www.ginzaphoenix.com/）
患者の細胞からワクチンを作製
免疫細胞を研究している院長のもと、免疫の司令塔である樹状細胞を使ってがん免疫療法を行っているクリニックです。患者様専用のワクチンを作るイメージで、治療の手立てがないと言われた患者様へも提供可能な治療法です。しっかりと寄り添って治療を進めていく姿勢も、治療を選択する要因になっているようです。
前立腺がん
頭頸部がん
肺がん
乳がん
胃がん
小腸がん
肝胆膵がん
大腸がん
直腸がん
泌尿器がん
卵巣がん
子宮がん
肝臓がん
膀胱がん
膵臓がん
膵体部がんなど
| 所在地 |
東京都千代田区外神田4-14-1
秋葉原UDXビル北ウィング6F |
| 電話番号 |
03-6263-8163 |
保険診療|外来化学療法
抗がん剤治療で
再発や転移を抑制
がん研有明病院
画像引用元：がん研有明病院公式HP
（https://www.jfcr.or.jp/hospital/）
新しいがん治療薬の導入に積極的
抗がん剤による薬物療法が進む中、「先端医療開発科」が創設され、新しいがん治療薬での治療をいち早く受けられるよう、早期臨床開発を推進している病院です。幅広い知識と経験を持つ専任医師とスタッフが、それぞれの患者様に合った臨床試験を提案し、これまでの薬では治らなかったがんの治療に取り組んでいます。
前立腺がん
頭頸部がん
肺がん
乳がん
胃がん
小腸がん
肝胆膵がん
大腸がん
直腸がん
泌尿器がん
卵巣がん
子宮がん
肝臓がん
膀胱がん
膵臓がん
膵体部がんなど
| 所在地 |
東京都江東区有明3-8-31 |
| 電話番号 |
03-3520-0111(大代表) |
【選定基準】
「末期がん クリニック」でGoogle検索してヒットした医療機関上位35院中、治療実績と画像付き症例を公式HPに掲載しており、以下の各治療法におけるGoogleの口コミ評価がそれぞれ最も良い3院を抽出しています（2023年5月15日調査時点）。
①放射線療法「トモセラピー」の治療実績と症例・・・クリニックC4
②免疫療法「樹状細胞ワクチン投与」の治療実績と症例・・・銀座鳳凰クリニック
③外来化学療法「抗がん剤治療」の治療実績と症例・・・がん研有明病院
