地域がん診療連携拠点病院として多磨エリアにおける癌治療ネットワークを支える「東京都立多摩総合医療センター」について、癌治療の特徴を紹介します。
東京都立多摩総合医療センターは東京都によって設置された公的医療機関であり、2010年からは地方独立行政法人東京都立病院機構によって運営されている総合病院です。多摩地域における総合医療機関の提供施設として稼働しており、癌治療に関しても地域がん診療連携拠点病院として、周辺エリアの癌治療ネットワークの基盤を支えています。
全身のあらゆる癌を対象として標準治療を中心とした医療サービスを提供しており、定位放射線治療(SBRT)や組織内照射併用画像誘導小線源治療(IGBT)といった高精度放射線治療も活用しながら、チーム医療を行っています。
地域がん診療連携拠点病院として標準治療を主体としたチーム治療を行っており、全身のあらゆる癌に対して治療やケアなどのプランニングを相談できる点も特徴です。また各診療科が横断的に協力し、複数の治療を組み合わせた集学的治療も強みとなっています。
放射線治療科において、従来の放射線照射だけでなく高精度放射線治療を実施しています。定位放射線治療や強度変調放射線治療、組織内照射併用画像誘導小線源治療など必要な放射線治療をプランニングし、地域の他の医療機関から依頼された検査にも対応可能です。
転移性の腫瘍に関しては脳外科や整形外科などの診療科において、高度癌医療としての手術治療を実施します。また高齢の患者に対しては専門診療科と協力し、化学療法や放射線治療も併用しながら医学的根拠にもとづいた外科治療を提案してくれます。
医師や看護師、がん薬物療法認定薬剤師といった専門家がチーム体制で患者の化学療法をサポートします。また外来化学療法センターを開設しており、日常生活を送りながら通院により癌治療や薬物療法などを継続できることも強みです。
東京都立多摩総合医療センターの初診予約には原則として地域の医療機関が発行した紹介状が必要です。なお、現在受診中の診療科とは異なる診療科を受診する場合も、該当する診療科のために紹介状を用意してください。
事前予約はAI電話か初診WEBフォーム、予約センターによる受付といった方法から行えます。
事前の予約にもとづいて担当診療科で医師の診察を受けます。また必要に応じて検査なども受けなければなりません。
東京都立多摩総合医療センターの癌治療はあらかじめ治療計画が作成され、治療計画に則って治療が実施されます。放射線治療の場合は治療計画用CTを使って治療計画を作成し、具体的な照射方法に関しても照射計画にもとづいて管理。放射線治療の効果は定期的に放射線治療医が診察し、治療計画へフィードバックしてその後の計画変更や治療続行を検討します。
施設名 | 地方独立行政法人東京都立病院機構 東京都立多摩総合医療センター |
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診療科目 | 内科系、外科系、総合系、診療技術部門、チーム医療、看護部、センターなど全36科 |
電話 | 042-323-5111 |
所在地 | 東京都府中市武蔵台2-8-29 最寄駅:西国分寺駅 |
駐車場 | 有り |
時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
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診療科によって異なる(予約制) | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
当サイトでは、保険診療で受ける「抗がん剤治療」と、自由診療で受ける「トモセラピー」や「樹状細胞ワクチン療法」でステージ4のがんを治療する方法について紹介しています。がんの進行度により、医師と相談して検討しましょう。
画像引用元:クリニックC4公式HP
(https://cccc-sc.jp/)
痛み・副作用の少ない放射線療法
放射線治療のトモセラピーに特化したクリニックで、重粒子線、陽子線などの先進医療での治療を断られた方にも、ステージ4で「手立てがない」と言われた方にも、身体に優しいがん治療をお探しの方にも、痛み・副作用の少ない治療を行います。薬剤との併用により、より積極的な治療を行うことも可能です。
所在地 | 東京都渋谷区元代々木町33-12 |
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電話番号 | 03-6407-9407 |
画像引用元:銀座鳳凰クリニック公式HP
(https://www.ginzaphoenix.com/)
患者の細胞からワクチンを作製
免疫細胞を研究している院長のもと、免疫の司令塔である樹状細胞を使ってがん免疫療法を行っているクリニックです。患者様専用のワクチンを作るイメージで、治療の手立てがないと言われた患者様へも提供可能な治療法です。しっかりと寄り添って治療を進めていく姿勢も、治療を選択する要因になっているようです。
所在地 | 東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDXビル北ウィング6F |
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電話番号 | 03-6263-8163 |
画像引用元:がん研有明病院公式HP
(https://www.jfcr.or.jp/hospital/)
新しいがん治療薬の導入に積極的
抗がん剤による薬物療法が進む中、「先端医療開発科」が創設され、新しいがん治療薬での治療をいち早く受けられるよう、早期臨床開発を推進している病院です。幅広い知識と経験を持つ専任医師とスタッフが、それぞれの患者様に合った臨床試験を提案し、これまでの薬では治らなかったがんの治療に取り組んでいます。
所在地 | 東京都江東区有明3-8-31 |
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電話番号 | 03-3520-0111(大代表) |
【選定基準】
「末期がん クリニック」でGoogle検索してヒットした医療機関上位35院中、治療実績と画像付き症例を公式HPに掲載しており、以下の各治療法におけるGoogleの口コミ評価がそれぞれ最も良い3院を抽出しています(2023年5月15日調査時点)。
①放射線療法「トモセラピー」の治療実績と症例・・・クリニックC4
②免疫療法「樹状細胞ワクチン投与」の治療実績と症例・・・銀座鳳凰クリニック
③外来化学療法「抗がん剤治療」の治療実績と症例・・・がん研有明病院