ここではHER2陽性乳癌に適応しているとされるパージェタの特徴、用法、注意点、副作用について詳しく解説します。
パージェタに関して正しい知識を得た上で主治医ともに、がんと戦っていきましょう。
パージェタは下記の癌を患う患者において抗がん効果を発揮するとされている抗がん剤です。
パージェタ点滴静注420mg/14mLは「ペルツズマブ(遺伝子組換え)注) 420mg」を有効成分としています。
注)パージェタは、チャイニーズハムスター卵巣細胞を使って製造されています。製造工程の培地成分としてブタ由来成分(ペプトン)を使用しています。
トラスツズマブ(遺伝子組換え)と他の抗悪性腫瘍剤との併用において、通常、成人に対して1日1回、ペルツズマブ(遺伝子組換え)を初回投与時には840mgを、2回目以降は420mgを1時間かけて3週間間隔で点滴静脈注射します。
なお、術前・術後薬物療法の場合には、投与期間は12カ月間までとします。
また初回投与の忍容性が良好であれば、2回目以降の投与時間は30分間まで短縮できます。
パージェタを使用するにあたっていくつかの注意点があります。
何らかの理由があり予定された投与が遅れた場合には、次のとおり投与することが望ましいです。
主な副作用として、以下のような症状が出ることがあります。
稀に以下のような重大な副作用があらわれることがあるので、注意が必要です。
パージェタの使用において、見込まれる効果とあらわれる副作用などは人それぞれ違います。
薬物療法を受けるにあたって、不安なことや知りたいこと、心配なことがある場合には、ひとりで悩むことはせずに担当の医師などの医療者や「がん相談支援センター」に相談しましょう。
当サイトでは、保険診療で受ける「抗がん剤治療」と、自由診療で受ける「トモセラピー」や「樹状細胞ワクチン療法」でステージ4のがんを治療する方法について紹介しています。がんの進行度により、医師と相談して検討しましょう。
痛み・副作用の少ない放射線療法
放射線治療のトモセラピーに特化したクリニックで、重粒子線、陽子線などの先進医療での治療を断られた方にも、ステージ4で「手立てがない」と言われた方にも、身体に優しいがん治療をお探しの方にも、痛み・副作用の少ない治療を行います。薬剤との併用により、より積極的な治療を行うことも可能です。
所在地 | 東京都渋谷区元代々木町33-12 |
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電話番号 | 03-6407-9407 |
患者の細胞からワクチンを作製
免疫細胞を研究している院長のもと、免疫の司令塔である樹状細胞を使ってがん免疫療法を行っているクリニックです。患者様専用のワクチンを作るイメージで、治療の手立てがないと言われた患者様へも提供可能な治療法です。しっかりと寄り添って治療を進めていく姿勢も、治療を選択する要因になっているようです。
所在地 | 東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDXビル北ウィング6F |
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電話番号 | 03-6263-8163 |
新しいがん治療薬の導入に積極的
抗がん剤による薬物療法が進む中、「先端医療開発科」が創設され、新しいがん治療薬での治療をいち早く受けられるよう、早期臨床開発を推進している病院です。幅広い知識と経験を持つ専任医師とスタッフが、それぞれの患者様に合った臨床試験を提案し、これまでの薬では治らなかったがんの治療に取り組んでいます。
所在地 | 東京都江東区有明3-8-31 |
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電話番号 | 03-3520-0111(大代表) |
【選定基準】
「末期がん クリニック」でGoogle検索してヒットした医療機関上位35院中、治療実績と画像付き症例を公式HPに掲載しており、以下の各治療法におけるGoogleの口コミ評価がそれぞれ最も良い3院を抽出しています(2023年5月15日調査時点)。
①放射線療法「トモセラピー」の治療実績と症例・・・クリニックC4
②免疫療法「樹状細胞ワクチン投与」の治療実績と症例・・・銀座鳳凰クリニック
③外来化学療法「抗がん剤治療」の治療実績と症例・・・がん研有明病院