気になる放射線治療の副作用についての情報を集めてみました。
向いている症状や治療の効果が出にくい状態などがある放射線治療。他の療法と比べながら、そのメリットとデメリットを確認してみましょう。
まず放射線治療に関してはエビデンスがたくさんあるので、放射線での治療結果が出やすい場所とそうでない場所のデータが揃っています。
放射線治療は前立腺がんや肺がん、乳がんなどにはよく効果が出ますが、脳にはダメージを与えてしまうために照射することができません。
しかし、照射することが可能であれば副作用も少なく、効果が大きい治療法であるといわれています。また患者さんごとの症状に合わせ、オーダーメイドのように治療法をアレンジする試みも広がっています。治療期間と拘束時間の短い自由診療の治療法が色々と登場してきているのも特徴です。
新しい治療法では期間が4日~20日ほど、1回の診療は約30分で終わります。さらに、入院をしなくても続けられる治療法であるため、仕事をしながら、自分の時間を大切にしながら治療に挑むことができるのです。
また自由診療の場合には、保険診療では受けることができない骨のがん、多発転移したがんにも照射をおこなえます。
反対にデメリットとしては、どんなことがあるのでしょうか。
放射線は同じ個所で生涯に受けていい量が決まっているため、治療を受けてがんが消えた後、再発した場合に同じ個所に再度放射線を当てることはできません。
特定量の放射線を照射することでがん細胞を死滅させることができますが、2回以上当ててしまうと正常な身体の細胞もまた壊れてしまうのです。
また、合併症がおきるのではないかと気にされる方もいることでしょう。
あらわれやすい症状としては、下痢、皮膚の赤み、粘膜の炎症、白血球の減少、食欲の減退などです。しかし、これらの症状は治療の終了とともに、すぐに消失します。
恐らく、説明を受ける機会があまりないこともあり、「放射線は怖い」と思われている方が多いのではないでしょうか。
治療で受ける放射線量はとても少なく設定されていて、がんのある個所以外には影響を受けにくいように照射がおこなわれます。一般的な「被ばく」といわれる量に比べれば計算に及ばないほど少ない値となりますので、問題なく治療が受けられます。
当サイトでは、保険診療で受ける「抗がん剤治療」と、自由診療で受ける「トモセラピー」や「樹状細胞ワクチン療法」でステージ4のがんを治療する方法について紹介しています。がんの進行度により、医師と相談して検討しましょう。
痛み・副作用の少ない放射線療法
放射線治療のトモセラピーに特化したクリニックで、重粒子線、陽子線などの先進医療での治療を断られた方にも、ステージ4で「手立てがない」と言われた方にも、身体に優しいがん治療をお探しの方にも、痛み・副作用の少ない治療を行います。薬剤との併用により、より積極的な治療を行うことも可能です。
所在地 | 東京都渋谷区元代々木町33-12 |
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電話番号 | 03-6407-9407 |
患者の細胞からワクチンを作製
免疫細胞を研究している院長のもと、免疫の司令塔である樹状細胞を使ってがん免疫療法を行っているクリニックです。患者様専用のワクチンを作るイメージで、治療の手立てがないと言われた患者様へも提供可能な治療法です。しっかりと寄り添って治療を進めていく姿勢も、治療を選択する要因になっているようです。
所在地 | 東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDXビル北ウィング6F |
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電話番号 | 03-6263-8163 |
新しいがん治療薬の導入に積極的
抗がん剤による薬物療法が進む中、「先端医療開発科」が創設され、新しいがん治療薬での治療をいち早く受けられるよう、早期臨床開発を推進している病院です。幅広い知識と経験を持つ専任医師とスタッフが、それぞれの患者様に合った臨床試験を提案し、これまでの薬では治らなかったがんの治療に取り組んでいます。
所在地 | 東京都江東区有明3-8-31 |
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電話番号 | 03-3520-0111(大代表) |
【選定基準】
「末期がん クリニック」でGoogle検索してヒットした医療機関上位35院中、治療実績と画像付き症例を公式HPに掲載しており、以下の各治療法におけるGoogleの口コミ評価がそれぞれ最も良い3院を抽出しています(2023年5月15日調査時点)。
①放射線療法「トモセラピー」の治療実績と症例・・・クリニックC4
②免疫療法「樹状細胞ワクチン投与」の治療実績と症例・・・銀座鳳凰クリニック
③外来化学療法「抗がん剤治療」の治療実績と症例・・・がん研有明病院