地域医療支援病院として紹介予約制を採用している東京都立大塚病院の癌治療や受診の流れについて解説しています。

地方独立行政法人東京都立病院機構によって昭和4年(1929年)に開設された東京都立大塚病院は、公的医療機関として様々な患者の治療に当たると共に、地域医療ネットワークの土台の構築にも貢献している総合病院です。東京都立大塚病院では地域の医療機関を「かかりつけ医」とする紹介予約制を前提としており、それぞれの主治医と東京都立大塚病院の担当医が連携して患者の治療を進める「2人主治医制」を採用していることも特徴です。
また2025年10月から高精度放射線照射装置「リニアック」を導入し、従来の放射線照射よりも治療品質を高めた「強度変調放射線治療(IMRT)」や「画像誘導放射線治療(IGRT)」などの高精度放射線治療を実施しています。
東京都立大塚病院は都立病院の強みを活かして、多診療科連携をベースとする総合的癌治療を提供しています。
東京都立大塚病院の放射線科では「放射線治療部門」と「放射線診断部門および核医学部門」がそれぞれ独立して機能しています。放射線治療部門では放射線科治療専門医や放射線治療専門放射線技師といった専門家が連携。リニアックを活用して個々の患者や癌の状態に合わせたオーダーメイドの癌治療を実践している点が特徴です。
また、仕事や家庭の事情で夜間しか治療を受けられないといった患者のために、平日19時まで治療を受けられる「夜間放射線治療」も行っています。さらに女性の専門医が常勤することで女性特有の悩みや不安にも寄り添っている点は見逃せません。
東京都立大塚病院では癌治療のガイドラインに則った標準治療をベースとしながら、患者の体力や年齢、ライフスタイルなどを総合的に考慮して、適切な治療プランの提案を行っています。また、手術に関しては腹腔鏡や胸腔鏡などを活用した低侵襲手術を積極的に導入しており、患者の早期社会復帰をサポートしていることも特徴です。
東京都立大塚病院では外来通院による抗がん剤治療の他、手術の前後に実施する化学療法など、集学的治療の観点から患者のための医療サービスを提供しています。
ここでは東京都立大塚病院で放射線治療を受ける際の流れを解説していますので参考にしてください。
前提として、東京都立大塚病院の放射線治療は予約制となっており、診察を受けるためには院内の担当医の指示もしくは他院の主治医からの紹介状が必要です。
診察は常勤の放射線治療医が担当し、個々の患者における放射線治療の適応の判断や、治療の概要・プランの説明などを行います。
治療計画用CTを使ったシミュレーションを行うと共に、撮影したCT画像とコンピュータを使って具体的な治療計画を作成します。
基本的に、シミュレーションCTを行った数日後から放射線治療を開始し、照射時間は全体として10~20分ほどです。治療回数は1~4回程度となっており、治療期間中は放射線治療医による定期的な診察も並行して行われます。
| 施設名 | 東京都立大塚病院 |
|---|---|
| 診療科目 | 内科、消化器内科、腎臓内科、糖尿病・内分泌代謝内科、血液内科、脳神経内科、呼吸器内科、循環器内科、老年内科、精神科、小児科、外科、整形外科、脳神経外科、形成外科、皮膚科、泌尿器科、産科、婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、リウマチ膠原病科、放射線科、歯科口腔外科、麻酔科、児童精神科、女性総合外来、救急診療科 |
| 電話 | 03-3941-3211 |
| 所在地 | 東京都豊島区南大塚二丁目8番1号 最寄駅:新大塚駅 |
| 駐車場 | 有り |
| 時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 平日9:00~17:00/土曜9:00~12:30(予約受付時間) | ● | ● | ● | ● | ● | ● | - | - |
当サイトでは、保険診療で受ける「抗がん剤治療」と、自由診療で受ける「トモセラピー」や「樹状細胞ワクチン療法」でステージ4のがんを治療する方法について紹介しています。がんの進行度により、医師と相談して検討しましょう。
画像引用元:クリニックC4公式HP
(https://cccc-sc.jp/)
痛み・副作用の少ない放射線療法
放射線治療のトモセラピーに特化したクリニックで、重粒子線、陽子線などの先進医療での治療を断られた方にも、ステージ4で「手立てがない」と言われた方にも、身体に優しいがん治療をお探しの方にも、痛み・副作用の少ない治療を行います。薬剤との併用により、より積極的な治療を行うことも可能です。
| 所在地 | 東京都渋谷区元代々木町33-12 |
|---|---|
| 電話番号 | 03-6407-9407 |
画像引用元:銀座鳳凰クリニック公式HP
(https://www.ginzaphoenix.com/)
患者の細胞からワクチンを作製
免疫細胞を研究している院長のもと、免疫の司令塔である樹状細胞を使ってがん免疫療法を行っているクリニックです。患者様専用のワクチンを作るイメージで、治療の手立てがないと言われた患者様へも提供可能な治療法です。しっかりと寄り添って治療を進めていく姿勢も、治療を選択する要因になっているようです。
| 所在地 | 東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDXビル北ウィング6F |
|---|---|
| 電話番号 | 03-6263-8163 |
画像引用元:がん研有明病院公式HP
(https://www.jfcr.or.jp/hospital/)
新しいがん治療薬の導入に積極的
抗がん剤による薬物療法が進む中、「先端医療開発科」が創設され、新しいがん治療薬での治療をいち早く受けられるよう、早期臨床開発を推進している病院です。幅広い知識と経験を持つ専任医師とスタッフが、それぞれの患者様に合った臨床試験を提案し、これまでの薬では治らなかったがんの治療に取り組んでいます。
| 所在地 | 東京都江東区有明3-8-31 |
|---|---|
| 電話番号 | 03-3520-0111(大代表) |