「手術療法」や「抗がん剤療法」など、名前は知っていても実際におこなわれるのがどのような癌治療なのか、知らないことが多いのではないでしょうか。特に進行したがんに関して、知っておきたいことをまとめています。
がんであることが発覚した時、一番におこなうべき治療は手術であるといわれています。
ただし、ステージが進んでいる場合や転移している場合など、全てのがんで手術ができるわけではありません。どのような状態であれば手術対象となるのかを、詳しく解説します。
薬物を使ってがんの治療をする、「抗がん剤療法(化学療法)」についてのページです。
気になる副作用についてや、抗がん剤ががんに効くしくみについてなどをまとめています。他の療法と合わせておこなうことも多い治療法です。
がんの治療=放射線治療であるというイメージが強いものです。しかし、その放射線自体にも色々な種類があるということは知っていましたか?
マクロファージ活性化療法は、免疫細胞の一種であるマクロファージの働きを高めることで、がん細胞への攻撃力を向上させることを目的とした治療法です。特定のがんに対する有効性が報告されているものの、2025年では一部の施設や自由診療での治療に限定されています。
副作用が比較的少ないとされており、抗がん剤や放射線治療などとの併用も検討されていますが、さらなる臨床研究による検証が必要です。この治療を検討する場合は、治療の目的やリスクについて医師と十分に相談し、信頼できる情報に基づいて判断することが重要です。
がんワクチンは、がんに対する免疫反応を誘導・強化することで、がん細胞を標的として排除することを目指す免疫療法の一種です。現在も多くのワクチンが研究・開発段階にあり、一部のがん種に対して臨床試験が進められています。
特に2018年以降、患者個人のがん遺伝子変異に基づいて設計される「個別化がんワクチン(ネオアンチゲンワクチン)」が注目されており、高い精度で免疫反応を引き起こす可能性が示唆されています。
しかし、2025年時点では保険適用された「がんワクチン」は限られているため、今後の研究によって臨床での活用が広がることが期待されています。
がん治療で主に選ばれている放射線の種類についてまとめました。
最近では、自由診療で受けることができる「トモセラピー」など、短い期間で多くの放射線を当てることが可能なシステムががんに効果が高いとして評価を得ています。
さらに、「陽子線治療」や「重粒子線治療」といった粒子線治療も、高精度で正常組織への影響を抑えながらがんに集中して放射線を照射できる治療法として評価が高まっており、2022年以降一部のがん種では保険適用となっています。
これらの治療法は通常のX線治療よりも高度な設備が必要となるため、実施可能な医療機関は限られますが、小児がんや前立腺がん、骨軟部腫瘍などにおいて特に有効とされています。がんの種類や部位によって最適な放射線治療法は異なるため、主治医と相談の上で選択することが大切です。
放射線治療を受ける際には、あらかじめ決まった照射スケジュールに沿って治療を受ける必要があります。
治療決定から照射後の経過観察まで、実際にはどのように治療が進んでいくのかを全体的な流れについて説明しています。
受けることができるのであれば、副作用も少なく効果が高いといわれている放射線治療。
そのメリットとデメリットにはどのようなことがあるのでしょうか。また、治療を受けることができないのはどのような場合なのかも併せてお伝えします。
手術、抗がん剤、放射線治療に続く「第四の治療法」として注目されている免疫療法とは、どのような治療法なのでしょうか。
免疫チェックポイント阻害薬は、がん免疫療法の一種で、患者の免疫機能を活性化してがん細胞を攻撃します。2014年に悪性黒色腫で初承認され、2025年4月現在では肺がん、腎がん、胃がんなど複数のがん種に対し、標準治療として保険適用されています。
代表薬にはニボルマブやペムブロリズマブがあり、長期的な効果が期待できる一方、免疫関連の副作用が生じることがあるため、専門的な管理が必要です。
がんの治療を行う際には状態に応じた治療を取り入れていくことが重要です。がんにはステージがあり、どの種類のがんに該当するのかによっても最も適している治療法は変わってきます。
基本的には医師と相談しながら状況に応じて最適な治療法を実践していくことになりますが、1つの目安として一般的な治療についてご紹介しましょう。
局所療法とは、がんができている部位やその周辺に対して行う治療のことです。例えば、胃にがんができているのであれば、胃とその周辺のみに働きかける治療方法を行うわけですね。
局所療法の代表的な治療法ともいえるのが手術です。また、放射線治療やレーザー治療、ラジオ波療法といったものも局所療法に該当します。
特に初期段階だった場合、手術ですべて取り切ることができれば治るので、非常に効果的な方法だといえるでしょう。放射線治療は体への負担が大きいように感じるかもしれませんが、こちらの場合も全身療法とは異なって集中的にがんに働きかけることができるため、ピンポイントで治療が可能です。
ただ、この場合もがんのできている部位によっては正常な細胞にダメージを与えることもあるため詳細については担当医師によく確認しておきましょう。
全身療法とは、抗がん剤の治療が代表的な治療法となっており、その他にもホルモン療法、免疫療法などが該当します。薬を服用したり、注射をすることによって全身に働きかける治療法です。
がんは転移の可能性がある病気ということもあり、局所的な治療法よりも全身療法の方が良いのでは?と思う方もいるかもしれません。しかし、全身療法のデメリットとして挙げられるのが、正常な細胞にもダメージを与えるということ。
がん細胞だけに働きかけることは難しいため、効果が大きい半面、正常な細胞に負担をかける可能性についても考えておかなければなりません。そのため、副作用も大きく見られるのがデメリットです。
ステージによって治療法が異なります。ここでは大腸がんを例に挙げてご紹介するので参考にしてみてくださいね。
大腸がんにはステージ0もあるのですが、ステージ0だった場合には本当に初期の初期段階ともいえるのでがんはまだ粘膜の中にとどまっています。この状態の時に発見ができれば内視鏡による大腸がんの切除手術で高い確率で治るでしょう。
ステージ1に進行してしまったとしても、状態によってはステージ0と同じく内視鏡で切り取る治療が選択できます。ただし、症状によっては内視鏡で治療を行ったとしてもがんを取り残してしまう可能性があり、この場合には病変部分だけの切除では他部位への転移の可能性を抑えられないことも少なくありません。
この場合、大腸のほか、転移の可能性のある範囲のリンパ節についても切除することになるでしょう。
ステージ2のまだ初期段階の場合、ステージ1で行うのと同じく、大腸と転移の可能性のある範囲のリンパ節の切除を行うことになります。また、病院や状態によっては腹腔鏡手術を用いることもあるので、具体的な治療法については医師に確認してみましょう。
ステージ3の場合もステージ2と同じような治療法を実践します。ステージ3では手術ができるかどうかの判断が難しいケースもあるため、自分が今後どのような治療法を行っていくのかについて再度よく確認しておきましょう。
ステージ2~3は手術によって腸管切除やリンパ管郭清のほか、施術後に補助化学療法を取り入れる治療法が一般的です。
ステージ4といえばすでに他の臓器にがん細胞の転移が確認されている状態なので、すべての病巣を取り除くことは非常に難しい状態です。切除によって取り除くことが不可能と判断された場合でも治療法がないわけではありません。
化学療法や放射線治療を行って状態が落ち着くように治療を行ったり、状態が落ち着いたのを見計らったタイミングで手術を行うこともあります。原発巣と転移巣の切除ができるのには手術も可能です。
がん治療において、手術は有効な選択肢の一つですが、がんの種類や進行度(ステージ)によっては、必ずしも最適とは限りません。特に複数の部位への転移が確認されている場合、すべての病変を外科的に切除することは現実的でないこともあり、身体への負担や生活の質への影響を慎重に考慮する必要があります。
高齢の方や基礎体力の低下している方にとっては、大規模な手術がリスクを伴う場合もあり、手術を選択しないことが予後や生活の質の維持に繋がるケースもあります。治療方針は、主治医と十分に相談し、複数の意見(セカンドオピニオン等)を参考にしながら検討することが重要です。
ケースによっては、無理な手術を行わずに過ごした方が余命を伸ばす結果に繋がることもあるため、医師の話をよく聞きながら、どのような治療を行うのかについて考えてみましょう。複数の医師から話を聞いてみたり、セカンドオピニオン、サードオピニオンについて検討してみるのもおすすめです。
がんと診断された場合に、何よりも気がかりなのが生存率かもしれません。がんの生存率は、治療法の選択や、ステージ、発症した方の体力などにより異なるため、あくまでも統計上の数字。その点を考慮しながら、ステージ別・部位別に生存率を見てみましょう。
なお、がんの生存率に関するデータは、あくまでも10年ほど前のがんの治療による結果。現在では生存率がさらに向上しているケースもあります。がんの治療方法は世界中の研究者が研究を進めています。そのため新しい治療法の登場により、ここでご紹介する生存率も向上する可能性は大いにある点は理解しておきましょう。
※以下の生存率データは国立研究開発法人国立がん研究センター「がん情報サービス」(https://ganjoho.jp/public/index.html)にて2025年4月時点で掲載されている情報をもとに作成しています。
肺がんの「2015年5年ネット・サバイバル」は、次の通りです。
※「ネット・サバイバル」は純粋に「がんのみが死因となる状況」を仮定して計算する方法です。
ステージ | 症例数 | 5年ネット・サバイバル |
---|---|---|
ステージ1 | 22,648 | 81.9% |
ステージ2 | 4,326 | 51.7% |
ステージ3 | 7,221 | 29.3% |
ステージ4 | 7,822 | 8.6% |
全症例 | 42,398 | 45.1% |
※対象:全年齢・手術の有無を問わず
肺がんは大きく分けて小細胞肺がん(SCLC)と非小細胞肺がん(NSCLC)の2種類があり、それぞれ特徴が異なります。小細胞肺がんは全体の約15〜20%を占め、増殖速度が速く、早期に転移を起こしやすいという性質があるため、発見時には進行していることが多く、治療の難しさが特徴です。
一方、非小細胞肺がん(肺腺がんや扁平上皮がんなど)は進行が比較的緩やかで、早期発見できれば手術や放射線治療、薬物療法が有効である場合もあります。しかし、進行期になると治療効果が限定的になることがあり、特に抗がん剤の効果には個人差が大きいため、生存率はがんのタイプや進行度によって大きく異なります。
胃がんの「2015年5年ネット・サバイバル」は、次の通りです。
ステージ | 対象数 | ネット・サバイバル |
---|---|---|
ステージ1 | 39,368 | 92.8% |
ステージ2 | 4,919 | 66.6% |
ステージ3 | 5,079 | 41.4% |
ステージ4 | 3,907 | 6.7% |
全症例 | 53,650 | 70.6% |
※対象:全年齢・手術の有無を問わず
胃がんの治療は、がんの進行度(ステージ)や浸潤の深さに応じて選択されます。
ステージ1では、がんが胃の粘膜内にとどまっている場合には、内視鏡的切除(内視鏡的粘膜切除術や粘膜下層剥離術)が行われることがあります。一方で、粘膜下層に浸潤している場合や、リンパ節転移のリスクが高いと判断される場合には、外科的手術が検討されます。
ステージ2〜3では、原則として外科的切除が第一選択となり、リンパ節郭清を伴う胃切除術が行われます。術後には補助化学療法(術後化学療法)が推奨されることが一般的です。
ステージ4では、遠隔転移を伴う進行がんであることが多く、根治的な手術は困難とされるケースが大半です。この段階では、がんの進行抑制や症状緩和を目的とした化学療法が主体となり、必要に応じて放射線治療や緩和的手術が行われることもあります。
大腸がんの「2015年5年ネット・サバイバル」は、次の通りです。
ステージ | 対象数 | ネット・サバイバル |
---|---|---|
ステージ1 | 16,028 | 92.3% |
ステージ2 | 14,525 | 86.1% |
ステージ3 | 14,714 | 76.0% |
ステージ4 | 7,078 | 18.4% |
全症例 | 52,764 | 71.4% |
※対象:全年齢・手術の有無を問わず
大腸がんは全体として比較的生存率の高いがんとされていますが、ステージ4では遠隔転移を伴う進行がんであるため、予後はがんの進行度や広がり、患者の全身状態によって大きく左右されます。
この段階では、全身に作用する化学療法が基本的な治療選択肢となりますが、転移部位やがんの性質に応じて放射線治療が行われることもあります。
また、一部の症例では原発巣および転移巣の外科的切除が可能と判断されることがあり、その場合は手術を組み合わせた集学的治療が検討されます。
肝がんの「2015年5年ネット・サバイバル」は、次の通りです。
ステージ | 対象数 | ネット・サバイバル |
---|---|---|
ステージ1 | 6,823 | 63.2% |
ステージ2 | 4,124 | 45.2% |
ステージ3 | 1,301 | 17.4% |
ステージ4 | 661 | 5.6% |
全症例 | 13,040 | 42.6% |
※対象:全年齢・手術の有無を問わず
肝臓がんの治療方針は、腫瘍の大きさ、個数、がんの肝外進展(血管浸潤や転移)の有無、ならびに肝機能の状態(Child-Pugh分類など)を総合的に評価して決定されます。同じステージであっても、患者の肝機能や全身状態、腫瘍の局在などにより、適切な治療法は異なる場合があります。
治療には、外科的切除、肝移植、ラジオ波焼灼療法(RFA)、経カテーテル的肝動脈化学塞栓療法(TACE)、分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬を用いた全身療法などがあります。
肝臓がんは、血管侵襲性が強く再発率が高いことや、肝硬変などの基礎疾患を伴うことが多いため、他のがんと比較して生存率が低い傾向にあります。そのため、早期発見と適切な治療選択に加え、肝機能の維持も重要な課題となります。
食道がんの「2015年5年ネット・サバイバル」は、次の通りです。
ステージ | 対象数 | ネット・サバイバル |
---|---|---|
ステージ1 | 5,898 | 79.1% |
ステージ2 | 1,415 | 48.8% |
ステージ3 | 2,602 | 28.2% |
ステージ4 | 950 | 9.7% |
全症例 | 11,024 | 49.0% |
※対象:全年齢・手術の有無を問わず
ステージ4の食道がんでは、がんの広がり(遠隔転移の有無)や患者の全身状態によって治療方針が異なります。
ステージ4a(遠隔転移がなく局所進行している状態)では、全身状態が良好な場合には化学療法と放射線治療を併用する「化学放射線療法」が推奨されることがあります。
一方で、全身状態が不良な場合や高齢、合併症などの理由で強い治療に耐えられないと判断される場合には、放射線治療単独で症状緩和を目的とした治療が行われることもあります。
また、ステージ4b(遠隔転移を伴う場合)では、化学療法や支持療法を中心とした緩和的アプローチが選択されることが一般的です。
乳がんの「2015年5年ネット・サバイバル」は、次の通りです。
ステージ | 対象数 | ネット・サバイバル |
---|---|---|
ステージ1 | 20,444 | 99.0% |
ステージ2 | 16,108 | 94.7% |
ステージ3 | 5,025 | 81.1% |
ステージ4 | 2,041 | 40.5% |
全症例 | 43,788 | 91.8% |
※対象:全年齢・手術の有無を問わず
乳がんは、早期に発見されれば治癒が期待できるがんの一つであり、ステージ1の5年生存率はほぼ100%に近い水準です。これは、乳がん検診や画像診断の普及、早期診断技術の進歩による成果とされています。
一方で、ステージ4(遠隔転移あり)の進行乳がんにおいても、近年の薬物療法の進歩(分子標的治療、ホルモン療法、CDK4/6阻害薬、免疫チェックポイント阻害薬など)により、予後は大きく改善されてきています。実際に、一部の研究では5年生存率が50%前後に達する可能性があることも報告されています。
ただし、これは個々のがんのタイプ(サブタイプ)や治療反応性によって大きく異なるため、すべての症例に当てはまるわけではありません。治療方針は、がんの生物学的特性(ホルモン受容体、HER2発現など)を踏まえた個別化治療に基づいて決定されます。
前立腺がんの「2015年5年ネット・サバイバル」は、次の通りです。
ステージ | 対象数 | ネット・サバイバル |
---|---|---|
ステージ1 | 15,714 | 100.0% |
ステージ2 | 12,138 | 100.0% |
ステージ3 | 6,124 | 99.0% |
ステージ4 | 5,410 | 60.0% |
全症例 | 40,068 | 95.2% |
※対象:全年齢・手術の有無を問わず
前立腺がんは、早期に発見されることが多く、全体として非常に生存率の高いがんの一つです。特にステージ1~3の局所進行がんでは、5年ネット・サバイバルはほぼ100%に達しており、治療によって長期生存が十分に期待されます。
ステージ4(遠隔転移を伴う進行例)でも、2020年代の治療進歩により、ネット・サバイバルは60%を超えており、他の進行がんと比較しても良好な予後が得られるケースが少なくありません。ホルモン療法(アンドロゲン除去療法)に加え、抗アンドロゲン薬、化学療法、放射線治療、最近ではPARP阻害薬や免疫療法の適応も進んでいます。
前立腺がんの多くは進行が緩やかで、治療選択に「積極的治療」と「経過観察(アクティブサーベイランス)」を選ぶことも可能であるため、個々のがんのリスク分類と患者の希望を踏まえて、適切な治療法を選択することが重要です。
子宮がんには主に子宮体がん(子宮内膜がん)と子宮頸がんの2種類がありますが、いずれもステージが進行するにつれて生存率に大きな差が生じるという特徴があります。
特に子宮体がんでは、ステージ1~2の早期であれば5年ネット・サバイバルが90%前後と非常に高い一方で、ステージ3では約65%、ステージ4では20%前後にまで低下することが統計から明らかになっています。
また、子宮頸がんについても同様に、ステージ1・2では高い生存率が得られるものの、ステージ3以降では急激に低下する傾向があります。これらのことから、いずれの子宮がんにおいても早期発見と早期治療が予後の改善に極めて重要であると言えます。
子宮体がんの「2015年5年ネット・サバイバル」は、次の通りです。
ステージ | 対象数 | ネット・サバイバル |
---|---|---|
ステージ1 | 6,479 | 94.6% |
ステージ2 | 574 | 86.8% |
ステージ3 | 1,104 | 65.5% |
ステージ4 | 478 | 21.3% |
全症例 | 8,757 | 82.8% |
※対象:全年齢・手術の有無を問わず
子宮頸がんの「2015年5年ネット・サバイバル」は、次の通りです。
ステージ | 対象数 | ネット・サバイバル |
---|---|---|
ステージ1 | 3,205 | 94.9% |
ステージ2 | 1,161 | 80.1% |
ステージ3 | 1,550 | 64.6% |
ステージ4 | 667 | 25.5% |
全症例 | 6,634 | 74.6% |
※対象:全年齢・手術の有無を問わず
当サイトでは、保険診療で受ける「抗がん剤治療」と、自由診療で受ける「トモセラピー」や「樹状細胞ワクチン療法」でステージ4のがんを治療する方法について紹介しています。がんの進行度により、医師と相談して検討しましょう。
画像引用元:クリニックC4公式HP
(https://cccc-sc.jp/)
痛み・副作用の少ない放射線療法
放射線治療のトモセラピーに特化したクリニックで、重粒子線、陽子線などの先進医療での治療を断られた方にも、ステージ4で「手立てがない」と言われた方にも、身体に優しいがん治療をお探しの方にも、痛み・副作用の少ない治療を行います。薬剤との併用により、より積極的な治療を行うことも可能です。
所在地 | 東京都渋谷区元代々木町33-12 |
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電話番号 | 03-6407-9407 |
画像引用元:銀座鳳凰クリニック公式HP
(https://www.ginzaphoenix.com/)
患者の細胞からワクチンを作製
免疫細胞を研究している院長のもと、免疫の司令塔である樹状細胞を使ってがん免疫療法を行っているクリニックです。患者様専用のワクチンを作るイメージで、治療の手立てがないと言われた患者様へも提供可能な治療法です。しっかりと寄り添って治療を進めていく姿勢も、治療を選択する要因になっているようです。
所在地 | 東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDXビル北ウィング6F |
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電話番号 | 03-6263-8163 |
画像引用元:がん研有明病院公式HP
(https://www.jfcr.or.jp/hospital/)
新しいがん治療薬の導入に積極的
抗がん剤による薬物療法が進む中、「先端医療開発科」が創設され、新しいがん治療薬での治療をいち早く受けられるよう、早期臨床開発を推進している病院です。幅広い知識と経験を持つ専任医師とスタッフが、それぞれの患者様に合った臨床試験を提案し、これまでの薬では治らなかったがんの治療に取り組んでいます。
所在地 | 東京都江東区有明3-8-31 |
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電話番号 | 03-3520-0111(大代表) |