ステージ4で「打つ手なし」と
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肝臓がん

肝臓がんとは

大人になると800g〜1.2kgほどの大きさになる肝臓は、腹部右上にある体内で最も大きい臓器です。

この肝臓にがん細胞が浸食する肝臓がん(肝細胞がん)は、肝臓にある細胞ががん化することで引き起こされます。また、肝臓内を通る胆管と呼ばれる部分ががんになったタイプは、肝内胆管がんと呼ばれ、肝臓細胞がんとは区別されます。

日本の肝臓がん患者の約9割が、肝臓の細胞ががん化した肝細胞がんと言われます。そのため、このページでは肝細胞がんを肝臓がんとして詳しく解説していきます。

肝臓がんとはどのような病気か

肝臓がんは、肝臓の細胞ががん化していく病気です。がん組織の状態の程度に応じて「未分化がん」「低分化がん」「中分化がん」「高分化がん」に分類されます。

肝臓がんになる人の数は、1年間で10万人当たり32.2人と言われています。男女間で比べると男性の方が多く、発症のピークは80代。50歳頃から増え始めるがんです。

肝臓がんとなる原因

肝臓がんが発症する原因は1つではありません。例えば、B型肝炎ウイルスやC型肝炎ウイルスに持続感染していると、肝細胞が炎症・再生を繰り返し、遺伝子が突然変異することでがん細胞化するのではないかと言われています。

また、お酒の飲み過ぎや喫煙、肥満、糖尿病など肝臓への負担が大きい生活習慣・疾病を持つ方は、肝炎ウイルス感染をしていなくても肝臓がんになりやすいと言われています。また、脂肪肝も肝臓がんを引き起こす大きな要因となっています。

症状

肝臓がんの症状は、肝臓に炎症が生じたり癌が広がったりしたとしても、ほとんど自覚症状がない癌です。そのため、早期発見されにくく、治療の大きな障害となっています。

一部の方で、がんが進行した際に腹部のしこり・圧迫感・痛みなどを感じることもあるようです。ただし、すべての人に当てはまるとは言えませんので、注意が必要です。

肝臓がんのリスクを上昇させると言われる肝硬変は、黄疸(顔が黄色くなる)や腹部の張り、むくみ、微熱、食欲減退、倦怠感などの症状が出ることがあります。こうした症状に心当たりのある方は、一度検査をしてみるといいでしょう。

検査方法

肝臓がんの検査は大きく分けて「超音波(エコー)検査」「CT検査・MRI検査」「腫瘍マーカー検査」に分けられます。また、腫瘍が見つかった場合、腫瘍が悪性か良性かを判断するために「生検」を行います。こうした検査を組み合わせて、がんの有無や進行度合いを検討し、治療方針を決定していきます。

超音波検査

超音波検査は、肝臓がんのリスクがとても高い方は3〜4ヶ月に1回。比較的高い方には半年に1回の検査が推奨されています。超音波検査では、体の表面に器具を当て、超音波を放出。臓器に反射した超音波からが増加し、がんの大きさや広がり肝臓の形・状態などをチェックします。ただし、肥満体型で皮下脂肪が多い方の場合、超音波検査では正確に肝臓の状態を検査できないケースもあります。

CT検査

CT検査はX線で体の内部を画像化し、がんの性質・転移の有無。・広がり度合いなどをチェックするための検査です。造影剤を使って行うことが多く、複数回に分けて実施されることが多いようです。

MRI検査

CT検査と併せて行われることの多いMRI検査は、CTがX線を使った検査であるのに対し、時期を使った検査という違いがあります。

腫瘍マーカー検査

血液を採取して、がんが発症していると現れやすい身体の異変を血液検査の項目からチェックする検査です。肝臓がんの場合、AFP値やAFP-L3分画などに異常がないかを確認します。ただし、肝臓がんでも腫瘍マーカーが陰性を示す場合があるため、超音波検査やCT/MRI検査、腫瘍マーカー検査の結果を複合的にチェックして判断することとなります。

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肝臓がんの病期(ステージ)

肝臓がんの病期は腫瘍の数・大きさ・脈管への広がりの有無を判断するT1〜T4指標と、「リンパ節・遠隔臓器への転移の有無」を組み合わせてステージⅠ〜ⅣBまで5段階に分けます。

肝臓がんのステージの分類は、日本の分類方法と国際的な指標と若干異なります。ここでは日本肝癌研究会が示している肝細胞癌の病期分類を基にステージごとの特徴や診断基準を解説しましょう。

詳細のがんのステージを見ていく際にまず、頭に入れておきたいのがT1〜T4の分類です。T1〜T4は、腫瘍の数・大きさ・脈管への広がりの有無によって次のように分類されます。

「①腫瘍が一つに限られる」「②腫瘍の大きさが2cm以下」「③脈菅に広がっていない」の3条件のうち、

  • ①〜③全てに合致した場合は「T1」
  • 2項目が合致した場合は「T2」
  • 1項目が合致する場合は「T3」
  • すべてが合致しない場合は「T4」

ステージⅠ

肝臓がんのステージⅠは、「T1」であること、かつリンパ節や遠隔臓器に転移が見られない段階です。

ステージⅡ

リンパ節や遠隔臓器に転移が見られず、「T2」の段階にある場合はステージⅡに分類されます。

ステージⅢ

リンパ節や遠隔臓器への転移がなく、「T3」に分類される場合にはステージⅢの肝臓がんと診断されます。

ステージⅣA

リンパ節や遠隔臓器への転移が見られないものの、「T4」に分類されるケース。もしくはリンパ節転移はあるが遠隔転移がないケースは、ステージⅣAの肝細胞癌と診断されます。

ステージⅣB

遠隔転移のある肝細胞がんは、腫瘍の大きさや数に関係なく、ステージⅣBと診断されます。

治療方法

肝臓がんの治療は、ステージだけでなく、肝臓の状態(肝硬変の進行状況、腹水の有無、血清アルブミン値や血清ビリルビン酸の数値)などを基に治療方針が決定されます。

標準治療は、がん細胞の部分を物理的に除去する「肝切除」「ラジオ波焼灼療法」や、がん細胞に続く冠動脈を塞ぎ、がん細胞を死滅させる「冠動脈化学塞栓療法」などがあります。

進行した場合の治療方法

がんが肝臓以外の臓器へと転移した場合には、分子標的薬による治療が検討されます。また、門脈など脈管への広がりがある場合には、肝切除や肝塞栓法に加えて、肝動注化学療法、分子標的薬による治療などが複合的に行われます。

また、がんが進行し肝臓が機能しないと判断された場合には、肝移植も検討されることとなります。

原因と予防

肝臓がんの原因は、このページ冒頭でご紹介した通り、肝炎ウイルスへの慢性的な感染、肝臓に負担をかける糖尿病・肥満・喫煙・飲酒・脂肪肝などがあります。

肝臓がんを予防するためには、できるだけ肝臓に負担をかけない生活を心がけ、肝硬変や脂肪肝を予防することが大切です。また、肝臓は「沈黙の臓器」とも言われるくらい、異変が生じても自覚症状が出にくい臓器です。定期的にがん検診を受け、早期発見につなげていくことも大切です。

また、B型慢性肝炎やC型慢性肝炎、肝硬変の方は肝臓がんのリスクが高いと言えますから、医師に相談しながら、必要な検査を怠らないようにしましょう。

肝細胞癌は正常肝に見られることは少なく,ウイルス性やアルコール性肝障害,最近では脂肪肝炎に合併することが多い。そこで予防することがある程度可能であるという,他の癌種との相違がある。〜中略〜近年は,成因不明に分類されるアルコール性肝障害と脂肪肝由来と考えられる肝細胞癌が増加してきている。

出典: 日本肝臓学会「肝癌診療ガイドライン 2017年版」

出典: 国立がん研究センター|がん情報サービスHP「肝細胞がん」

出典: 日本肝臓学会「肝癌診療ガイドライン 2017年版」

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